フサフサ
ある音響監督のお話
車好きの彼は
ミニクーパーとジャガーを所有していた
といっても決して愛好家とは言えない
現場へ行くには
ミニクーパーの方が便利なので
ジャガーは数回乗っただけで
駐車場の肥やしと化していた
最後に乗ってから半年も放っていた
そんなある日
彼の脳裏に忘れていたジャガーが浮かんだ
「そういや随分乗ってないな。
エンジンに火ぐらい入れないと・・・
つーか動くのか?」
ジャガーの様子を見に駐車場に向かった
恐る恐る窓から中を覗いて見ると
モスグリーンのフサフサのシートが見えた
「あれ?こんなだったっけ?
確かグレーのレザーシートじゃ・・・」
記憶を辿りつつ車内を見回す
サイドボードに飲みかけのコーラが置いてあった
その飲み口にもフサフサが・・・
彼のジャガーは
半年の間に
フサフサの
カビシート仕様に
変貌していた
では(`・ω・´)ゞ
エコ
冬になるとパーカーを着ている
緑色のパーカーで毛足が長く暖かい
結構力強い緑色で
「モンスターズインクにいそうだ」などと言われるが
そんなときは
「スーモの擬人化だ」と言い返している
本日もパーカーを着てトイレで用をたしていると
某作品の監督が入ってきて自分の隣りに並んだ
何気なく視界の端に入った姿を見て驚愕した
彼は毛足の長い黄緑色のパーカーを着ていた
こ、これはまるで・・・
モリゾーとキッコロ
擬人化された
モリゾーとキッコロが
トイレで並んで
用をたしている
思わぬコラボを体験しました
あけましておめでとう 今年もよろしく(`・ω・´)ゞ
ウンの良い男
業界でも有名なあるプロデューサーのお話
ある日、仕事のあとのお付き合いで飲みすぎた
なんとか終電で最寄り駅までたどり着き
自宅へ向かって歩きだした
しかし、いつもにも増して飲みすぎてしまっていたため
どうにも体調が思わしくない
何かが出そうだ
上からではなく下の方から
この人、飲みすぎるとおなかがゆるくなるのだ
しかし、場所は住宅街
公園らしきものも見当たらない
本人曰く、限界まで我慢したそうだが
とても自宅まではもちそうにない
すると目の前に駐車場が・・・
本人曰く、ズボンの中よりも外の方がマシとのこと
断腸?の思いで用をたした
その時、露になった下半身が闇の中に浮かび上がった
「コラー、なにやってっんだ!」
駐車場の所有者が懐中電灯を手に立っていた
平謝りするも引きずられるように交番へ連行
所有者は烈火の如く怒りまくって警官に説明している
一方、当事者は・・・
酔いが回って寝落ちしていた
哀れに思った警官が所有者をなだめてくれたため
所有者も渋々許してくれた
もし変に騒ぎ立てられたりしていたら
彼の担当作品に影響が出ていたかもしれない
“ウン”の良い男のお話でした
では(`・ω・´)ゞ