ビットコインは、3月中旬までに52,000ドルに達する可能性があると、10Xリサーチの分析が示しています。
ビットコインは、過去9年間にわたって旧正月（春節）前後に平均11％の価格上昇を記録し、48,000ドル（716万円）に達する可能性が示唆されています。
旧正月は中国の旧暦に基づくお正月のことで、2024年には2月10日（土曜日）になります。
10Xリサーチの最高経営責任者（CEO）であるマーカス・ティーレン氏は7日、ビットコインの旧正月前後の動向について以下のように述べました。
過去9年間で、旧正月の3日前に購入し、新年後の10日間で売却する戦略を取った場合、2週間の保有で平均リターンは+11％であり、価格が9回上昇したとのこと。この戦略は昨年も24時間以内に成功しました。
ティーレン氏は翌日、短期的にビットコインが48,000ドルに到達し、3月中旬までには52,000ドル（776万円）に達する可能性があると述べました。
また、同氏は2024年末までに70,000ドル（1,000万円）に到達し、2025年には強気相場がピークを迎えると予測しています。
ティーレン氏はMatrixportリサーチの責任者であり、ビットコインETFが承認された後に起きた価格の下落を見事に予測したことで知られています。
しかし、彼の予測が常に正確とは限りません。例えば、1月にはビットコインが5万ドルに到達すると予測しましたが、その後、現物ETFの非承認が影響し、ビットコインの価格が下落する可能性があるとして、ショートポジションを推奨しました。
そのため、ティーレン氏の超短期的な市場予測は、外部要因に左右されやすく、投資家は情報を慎重に解釈する必要があります。
ティーレン氏の分析によれば、ビットコインは43,839ドルの抵抗線を突破し、その後45,000ドルを超えました。
このブレイクアウトは、1月下旬に38,500ドルまで下落した調整期間の終わりを示し、短期的な目標である48,000ドルへの扉を開いたとしています。
ティーレン氏の分析によれば、ビットコインは38,500ドルまでの価格修正を経て、エリオット波動理論における第4波のリトレースメント、すなわち価格調整期間を完了しました。
その後、ビットコインは現在、価格上昇を目指す上昇トレンドの第5波、つまり最終段階に進んでいます。
この第5波は、3月中旬までに52,000ドルに到達することを目標としており、市場が新たな高値を目指す推進波であることを示しています。
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