ビットコインは43,000ドル台まで反発し、ビットコイン現物ETFの進展により押し目買いの意欲が高まっていますか。
18日の米NY株式市場では、ダウ平均株価は前日比0.86ドル高、ナスダック指数は91.2ポイント（0.62%）高で取引を終えました。
暗号資産（仮想通貨）市場では、ビットコイン価格は前日比5.1%高の1BTC=43,056ドルとなりました。
ビットコインは一時1BTC=40,000ドルを下回りましたが、直近の安値で押し目買いが優勢となり、反転しました。
ビットコイン現物ETF（上場投資信託）に関する報道も市場に後押しされており、アナリストらは36,000〜38,000ドルのレンジ下限までの続落を予想しつつ、週明けに再び上昇する可能性を指摘しています。
ブラックロックが申請したビットコインETF「iSHARES® BITCOIN TRUST」には、ティッカー「IBIT」が割り当てられ、これが承認されれば市場に新たな流動性がもたらされることが期待されています。
また、アーク・インベストメントのビットコインETFも調整段階を迎えており、市場では再び思惑買いが強まっています。
機関投資家の市場への資金フローは、一時的な純流出に転じたものの、アルトコインには2100万ドルの流入があり、特にSolana、Cardano、XRP、Chainlinkなどが注目されています。
市場心理を示す指標である「Coinbase Premium Index」は、ビットコイン価格の上昇に対してプレミアムが減少しており、個人投資家主体の上昇が市場の過熱感を示す可能性があるとされています。
一方、一部の著名投資家はビットコインに対して弱気の見立てを示しており、価格の下落を予想しています。
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