バイナンス・リサーチが挙げる、仮想通貨業界でフォローすべき「10のシナリオ」があります。

仮想通貨取引所大手のバイナンスが、7日に「強気相場突入か?フォローすべき10のシナリオ」と題したレポートを公表しました。今後数ヶ月を見通す上で、注目すべきシナリオと指標について説明しています。

今年10月以降、仮想通貨市場の総時価総額が50%近く上昇し、ビットコインは61%増加しました。最新のバイナンスリサーチレポートでは、新しいサイクルの段階に入る中で、フォローすべきトップ10のシナリオを探求しています。

バイナンスはレポートの冒頭で、仮想通貨市場の時価総額が年初から8,700億ドル(約126兆円)という大幅な資産増加を記録し、成長率が約110%に達したことに触れました。特に第4四半期の成長率は55%(約5,960億ドル≒約86.6兆円)に達し、大きな成長を遂げたことに注目しています。

また、時価総額ベースで上位5位を占めるステーブルコインの供給量の純変化が今四半期において、2022年のQ1以来初めてプラスに転じたことを指摘しています。ステーブルコインの供給量は仮想通貨投資に利用可能な資本量を示す尺度であり、この傾向は「前向きな兆候として評価可能」と報告されています。

2023年はビットコインにとって、仮想通貨の有識者から機関投資家まで、あらゆる投資家層にアピールする多くの進展があった年であるとレポートは指摘し、ビットコインの時価総額が年初から162%上昇し、他の資産クラスを大きく引き離す結果となったことを強調しています。

バイナンスが注視すべきビットコインの重要なシナリオとして以下の点を挙げています。

ビットコイン現物ETF(上場投資信託)の承認可能性
ビットコインの半減期(2024年4月頃)
ビットコイン版NFT「Ordinals」の影響
バイナンスは、現在米国証券取引委員会(SEC)が審査中のビットコイン現物ETF申請が合計13件あり、承認期限は2024年1月から8月まで幅広いものの、市場関係者は今後数週間以内に複数のETFが承認されると予想しています。承認されれば、ビットコインへの資金流入が大幅に増加すると見込まれています。

また、ビットコインが半減期を迎えることで、ビットコインの希少性が増すため、「デジタルゴールド」としてのビットコインのシナリオが強化されるとバイナンスは見ています。

ビットコイン版NFT「Ordinals」は市場に熱狂を巻き起こし、Ordinalsの取引高は3億7,500万ドル(約545億円)を超え、イーサリアム版NFT取引(約3億4,800万ドル≒約506億円)を上回りました。これにより、ビットコインエコシステムには多くの新たな開発者が参入し、さまざまなアイディアが生まれつつあると報告されています。

レポートは、ビットコインが「その歴史上最もエキサイティングな時期の真っ只中」にあると総括し、その進展を注意深く見守るべきだと述べています。

さらに、レポートではマクロ経済の観点からも分析が行われ、米国の金融政策(金利)がリスク性資産の評価に影響を与える最も重要な要因の一つであると指摘されています。金利が高い状況下では、米国債などの安全資産が好まれやすく、株や仮想通貨などのリスク資産への関心が低下する傾向があると述べられています。

一方、2024年半ばから2025年にかけての金利低下が予想されており、この際には投資家が高いリターンを求めてテクノロジーや仮想通貨などの高成長セクターにも注目するでしょう。これが仮想通貨市場にとって追い風となるとレポートは評価しています。

最新の予測によれば、米連邦準備制度理事会(FRB)は2024年半ばから2025年にかけて金利の引き下げを示唆しており、中国人民銀行は既に1年物貸出金利を引き下げており、欧州でもインフレ率低下から欧州中央銀行(ECB)による早期の利下げが期待されています。


 

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