AvalancheのソーシャルマイニングプログラムAvalanche Hubに参加するメリットとは?

 

著:AVA Japan
作成 : 2020/5/3

AVAXトークンやアマギフがもらえる貢献参加は☞Avalanche Hubから!

 

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AVAとは?

Avalanche Hubについて説明する前にAvalancheについて簡単に説明します。

Avalancheの開発主体であるAVA Labsは、コーネル大学の教授Emin Gün Sirer とKevin Sekniqiにより設立されました。

Avalancheネットワークは、スケーラビリティ、処理速度、匿名性に強みを持ち柔軟なカスタマイズが可能な、Dappsや金融サービス構築のためのDAG採用のプラットフォームです。 Avalancheは、既存の単なるプラットフォームとは違い、さまざまデジタル資産を発行、使用、取引を独自サブネットワークを構築することによって可能にします。

①高性能-トランザクションはわずか1秒で確認され、システムは数千/秒を達成できます。これにより、Avalancheでのストレスのないp2p支払いが実現します。

②高い拡張性と安全性-Avalancheプラットフォームは、数千~数百万人の参加者に対応可能です。

③カスタマイズ可能な柔軟性-Avalancheで起動される各ブロックチェーンは、独自のコアロジックとバリデータセットを定義できます。これは、デフォルトでコンプライアンスとプライバシーの遵守を意味します。

Avalancheとは2018年に匿名集団Team Rocket(ポケモンのロケット団がモチーフ)が発表した論文元にした独自のコンセンサスプロトコルを指します。Avalancheプロトコルについてはこちらを御覧ください。

Avalancheは、ウォール街を始めとする既存の金融業界をターゲットにおいており、現業界と共存しながらもAvalancheの技術による大きな変革を提供していくことを狙いとしています。

ちなみに過去の記事でもこちらで触れていますが、Avalancheを代表するユニークなものとしてAthereumがあります。

これはAvalancheが持つ特性とポテンシャルを実証する為に作成した、AvalancheコンセンサスをEthereumに取り入れた驚異的な成果物です。 ETHとの比率1:1でのイーサリアムからのAthereumフレンドリーフォークです。全てのETH保有者は、ウォレットの保持ETHの量に等しいATHにアクセス可能です。あくまでも検証実験によるものなのでこれによるATHコインが作成されているわけではありません。Athereumの要素は99%Ethereumと1%のAvalancheであり、既にEthereumで使用しているものと同じキー、コントラクト、ツールを使用します。メタマスク、MEW、Remixも全て同様に使用できます。単なるEthereumの上位互換です。

メインネットは今夏のローンチを予定しています。ちなみのローンチのめどが立っていない昨年夏の段階から大手取引所coinbaseによる上場検討通貨として発表されるほど、業界評価の非常に高いプロジェクトでもあります。

 

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Avalanche Hubとは?

御存知の通り現在数千の暗号文やプロジェクトが存在する中で、Avalancheが成功し、その採用を促進するためには革新的な技術や製品だけではなく大規模かつ強力なコミュニティの存在が不可欠です。これは、AVA Labsチームは良く理解しています。

そこて、その目的達成のために必要なコミュニティ形成を促進する為に、立ち上げられたのがAvalanche Hubです。

Avalanche Hubとは、前述のAvalancheプロジェクトを支えるコミュニティによる貢献参加型プログラムです。このAvalanche HubはDAO Makerというソーシャルマイニングプラットフォームを利用して構築されています。

このプラットフォームは既に多くのプロジェクトで採用されており、基本的には「プロジェクトチームが設定したタスクを達成することでポイントが貰えるシステム」となっています。つまり、Avalancheの主体であるAVA Labsが設定するタスクを達成して、その証拠を提出することであらかじめ設定されたポイントが付与されます。

参加カテゴリー

Avalanche Hubで求めるものは、各コミュニティメンバーが持つそれぞれの特性を利用して、その特性にあった貢献参加をしてもらうことです。開発経験がない方に開発面でのサポートを求めたり、マーケティング経験のない開発者にマーケティング面での貢献を求めることは当然非効率です。

つまり、どのような形で参加するかは本当に様々であり、下記のような各メンバーの特性に対応したコースが設定されています:

開発者- マーケティング- ビジネス構築- グラフィックデザイナー- ウェブデザイナー- コンテンツクリエイター

上記のカテゴリーに当てはまる経験がない場合は、Avalancheの認知度を高める為の活動を主体とするマーケティングを選択すると良いと思います。

タスクとポイント

タスクは、公式Twitterやテレグラムへの参加、Tweetといった非常に簡単なものから、宣伝用画像の作成や翻訳、ノード構築など時間と知識が必要なものまで多岐にわたります。当然、与えられるポイントもタスクの難易度が高ければ高いほど多くなり、現状最大のものは一つのタスクで10,000ポイントが与えられるものまであります。

ポイントは、現在AVAXトークンやアマゾンギフトカードと交換可能となっています。

アマゾンギフトカードの場合は、単純にポイントと同じ値のアマゾンギフトカードと交換できます。この場合、10,000ポイントは100$分のアマゾンギフトカードと交換できるため100ポイントは1$、つまり現状の1ポイントの価値は約1円であると考えることができます。


では実際に参加してみましょう!

まず、Avalanche Hubにアクセスします。

アカウント作成は一般的なソーシャルネットワークにアカウントを作成するプロセスと同様に、メールアドレスやパスワード、アカウント名やプロフィール画像を設定します。現在はトークン交換の導入と同じタイミングで2FA認証が採用され、セキュリティ面が強化されました。

そして、プラットフォームを開くとこのウィンドウが開きます:

 

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Yesを選択し、あなたが貢献できる特性(スキル)の種類に関するいくつかの質問が行われます。貢献の種類はチームがコミュニティに提供するタスクに連動し、各メンバーの各特性に合わせた様々なタスクが用意されています。

こちらが左部分のDashbord欄によるメイン画面です 。

 

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まず、中央上段にある数字に関して説明していきます。

左の30.23は総合評価です。詳しい算出方法はここでは置いておきますが後述のreputation(評判)やポイントなどから算出される数値であり、この数値によって一番右に5thとあるランキングに反映されます。現状ではランキング自体に大きな意味はなく、現在1,500人以上が参加しているのがわかります。

先程のreputation(評判)についてですが、各タスクにはこの評判ポイントとポイントが予め設定してあります。例えば0.01~0.10と設定されている場合はそのタスク達成のための提出物の品質(クオリティ)によってその変動幅内の数値が付与されます。つまり、タスクによりある貢献がされた場合にアリスは評判ポイント0.01とポイント100を付与され、ボブはそれぞれ0.1と100を付与されるといった場合があり、この場合はアリスの貢献品質は低く、ボブの貢献品質は高いと判断できます。

詳細を言うと、本来Avalanche Hubの基盤となっているDAO Makerはその名の通りDAOのシステムを取り入れた、参加者同士による相互評価システムで運営されるものであり、その場合客観的な評価のもとに評判ポイントが与えられるため、そのコミュニティ内の自分の指標として大きな意味を持ちますが、Avalanche Hubは少数の管理者がここの判断で付与しているため現状ではあまり大きな意味は持ちません。

そしてその隣がポイントです。こちらもタスクに対する提出物の内容によって変動がある場合があります。画像のLatest Newsの下の方にタスク内容とそれぞれの変動幅が記載されているのが見れると思います。見ての通り同じタスクでも200~2,000、50~1,000といったように大きな差があるのがわかると思います。ここで求められているのは量ではなく質であって、ポイント欲しさに手を抜いた提出物ばかりをしていると結果的に非効率になりますし、場合によってはブロックされてしまうかもしれませんので、そのタスク達成がプロジェクトの発展に寄与するように、丁寧な貢献を心がけることが必要です。

左部分のCommunity boardは各メンバーの貢献の新着が確認できるタイムライン、Submit Activityは期間限定のタスク以外の常時適用されるタスクの提出物の申請欄です。ここでは割愛いたします。

 

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続いてMy Avtivitiesです。

こちらは自身がこれまでに提出した貢献タスクの履歴です。提出後は管理者が内容を確認し、評価して各ポイントの付与量を決定するまでに通常数時間から数日かかります。画像右の黄色いアイコンがペンディング状態を表しています。

カテゴリーは期間限定タスクか常時タスクかの別、タイプは前述の特性による貢献タイプの別です。現在膨大な量のタスクがあるわけではないためどの特性を選択してもほぼ共通のタスクになると思います。実際には私は他の特性を選択したことがないためわかりません(確か複数の特性を選択できたような記憶もあります)。

 

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次にTasksです。その名の通りタスクがずらりと並んでいます。

この画像で説明すると、一番上はAvalancheの広告用デザインの作成、その下がオリジナルコンテンツの執筆、最下部は現在行われているカスケードテストネットへの参加です。つまりそれぞれデザイナー、作家、エンジニアと、最も必要とする特性が別れていることがわかります。もちろんクオリティは問われますが、どれもその専門家でしかできないような内容ではありません。

ここに記載されている英文も翻訳機レベルで理解できるような短文で明解なものばかりなので、各タスク内容を一つ一つ吟味しながら取り組んでいくものを選択するのが良いと思います。

Tasksの横にオレンジ色で14とあるのは現在ここに掲載されている実施中のタスクの数です。つまり14種類の中から選択して貢献するもよし、全て貢献するもよし、どれだけハードワークするかはそれぞれの判断によります。が、くれぐれも品質が重視されることをお忘れにならないようにしてください。

ここで一つのタスクを見てみましょう。

 

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タスク内容はグラフィックデザインで、マーケティングとAvalancheのプロジェクト内容の宣伝(教育)に使えるデザインの作成。品質によりポイントが100~3000、評判ポイントが0.01~0.02付与される。その下のルールには、何よりクオリティが重要で週に3点までの提出に限られる、とされています。

右側はOpenつまり適用中であり基本ポイントは1,000、締切日の日付などが記載されています。

この様に英語に疎くても直感的に理解できるようになっています。もし不明な点がある場合はTwitterアカウントAvalanche Japanまでお気軽にお声がけください。

そしていよいよポイント交換ができるMarket placeです。

 

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前述の通り現在はトークン交換とアマゾンギフトカードに交換可能です。

ポイントに応じClaim Nowから交換申請をしてください。

なお、左項目の次の欄のKYC/AMLでKYCを完了することがトークン交換の場合は必要です。前述の通り現在は名前や住所ぐらいの情報のみですが、今後の段階により身分証の提出やカメラでの自撮りなどもあるようです。これらは一般的な取引所で同様のプロセスがあるようにコンプライアンスを重視した場合に必須のものです。この点からもこのプロジェクトが法をすり抜けるものではなく遵法主義であることがわかると思います。

アマギフは5日以内にコードを伝える形であると読めますが、実際に交換したとはないため、経験した方は教えて下さい。

他の項目はRankingの閲覧、初期にやるTwitterフォロータスクとTelegramフォロータスクのページ、次のTranslationsは翻訳タスクですが未だに使われてないように見えます。最下部はリファラルコードの生成ページです。


まとめ

以上、Avalancheの概要にはじまり、Avalanche Hubに関する理解、実際のプラットフォーム内容の説明をしてきました。

おそらく難しいことではないのがわかったと思います。まずはこちらから参加してみてください。ある程度できるタスクだけ選んで5,000円相当のアマギフが貰えれば儲けものですよね。たとえば学生であればなかなかよいバイトになると思います。

さて、ここまで長らく説明してきましたが、Avalancheの未来を共に構築していく為にあなたが持っているスキルと創造性を活かして貢献してほしいというのが主題です。このプラットフォームでの活動がAvalancheの健全なBuzzを生み出し、教育・作成を促す事が重要です。あなたが達成したタスクはあなたのTwitterアカウントやRaddit、Linkdinなどのソーシャルメディアで世界と共有するようにしてください。そのリンクの貼り付けが貢献申請に必要となります。

Avalanche Hubはコミュニティへの貢献とサポートに対してインセンティブを提供する為の公平かつ自由な手段です。

ご参加と今後のAvalanche、そしてAvalanche Japanとの末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。

Twitter AVA Japanのフォローをお願いします。

Avalancheについて

Avalancheは、単一の高い相互運用性と拡張性を持ったエコシステムを持ち、Defiアプリケーションとエンタープライズブロックチェーンを展開するためのオープンソースプラットフォームです。Avalanche上にプロダクトを構築する開発者は、複雑なルールセットを持つ強力で高い信頼性と安全性を持ったアプリケーションやカスタムブロックチェーンネットワークを複雑なプロセスなく作成したり、既存のプライベート/パブリックサブネット上に構築することができます。

日本版Twitter:Avalanche-Japanese / Telegram

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