NEARバリデーターアドバイザリーボード
NEARはバリデーターアドバイザリーボードに続々とバリデータを追加しています。アドバイザリーボードは、NEARプロトコルの技術的なガバナンスの鍵を握るプロのバリデーターから選ばれたグループにより運営されます。
このNEAR Validator’s Advisory Board (NVAB) のメンバーは、メインネットのフェーズの一つであるMainNet Restricted をリードする組織として存在します:
- Bison Trails
- Buildlinks
- Certus One
- Cryptium Labs
- Dokia Capital
- DSRV Labs
- Figment Networks
- Hashquark
- Huobi Pool
- Sparkpool
- Staked
- Stake.fish
- OKEx Pool
- Zero Knowledge Validator
これらのバリデーターは、技術的な課題を解決し、ネットワークの最終的なコミュニティガバナンスフェーズへの移行を共同で遂行するために、グループディスカッションや新たなリリーステストに積極的に参加していきます。ロードマップの詳細はこちらをご覧ください。
さらに、NVABはPoSブロックチェーンプロトコルの中でも重要なイノベーションであるNEARトークンのステークの為のスマートコントラクトベースのデリゲートを通してNEARをサポートするものでもあります。
スマートコントラクトベースのデリゲートにより、より多くのオープンファイナンスのユースケースが可能に
NEARが、他の多くのProof-of-Stakeネットワークと異なる主な要素の1つはコントラクトベースのデリゲートにあります。
他のプロトコルは通常、プロトコルレベルでデリゲートを実装していますが、これは全てのバリデーターで全く同じデリゲーションを実行することを意味します。バリデーターは一般的に、純粋に価格ベースで競合します。例えば、プロトコルが5%の報酬を提供している場合、バリデータはそのうちの4%をデリゲートした人に還元し、1%を自身の利益として残すことができます。これによりバリデータ間の差別化は、バリデーターが提供するリターンと、デリゲートしている人数などの評判の要因だけで成り立つことになります。また、カストディ型の中央集権型の取引所によるバリデーションは、通常のバリデーターでは提供できない追加の金融商品を提供することができるため、デリゲート市場の大部分を占有してしまうという現象を起こします。
NEARのデリゲートはスマートコントラクトで実行されるため、はるかに柔軟性が高いものとなります。各バリデーターは、理論的には独自のデリゲーションコントラクトを作成し、独自のパラメータを設定することで幅広いサービスを提供することが可能になります。例えば、あるバリデーターでは、資金を長期間デリゲートした場合により良いリターンをデリゲーターに提供したり、別のバリデーターでは大規模な量のデリゲートに対してより優遇されたリターンを提供したりすることができます。
このようなコントラクトベースのデリゲーションでは、オープンファイナンスのコンポーネントを簡単に接続することができるため、市場金利やリターンに応じて、デリゲーターの資金を貸出プロトコルやバリデーターに動的に割り当てを行うような契約内容を設定することが想像できます。本質的に、ステークはオープンファイナンスのエコシステムのコアをなすコンポーネントとなり、システムに意図した通りのセキュリティを提供することに繋がります。
NEARエコシステムへの参加方法
- NEARコントリビュータープログラムに参加してNEARのエンジニアリング活動に貢献してください
- イベントの主催やコミュニティに参加、コンテンツの作成が好きな場合はギルドプログラムに参加してください
- Web3領域で独自のスタートアップを立ち上げようとしている場合は、Open Web Collective がガイダンスを提供します
NEAR Protocolについて
NEARのミッションは、世界中の人々に利益をもたらすコミュニティ主導のイノベーションを実現することです。NEARプラットフォームは、お金やIDのような高価値資産を管理するのに十分な安全性と、日常生活に役立つパフォーマンスを備えた分散型アプリケーションプラットフォームであり、Open FinanceやOpen Webの力を人々の手に委ねることを目的とします。
技術的に言えば、NEARプロトコルは、Doomslugと呼ばれる新しいコンセンサスメカニズムを使用して構築された、プルーフオブステークのパブリックブロックチェーンです。NEARプロトコルはシャーディング技術を使用して、ネットワークを複数の部分に分割し、計算を並行して実行します。この並列処理により、スループットが大幅に向上し、ネットワーク上のノード数の増加に応じてネットワークを拡張できます。 NEARでは、ネットワークの容量に理論的な制限はありません。
NEARの中心的メンバーは、ICPCというプログラミングの世界大会で複数回の優勝経験を持ち、Google、Facebook、Nianticなどの主要なテクノロジー企業での業務経験を持っています。NEAR Protocolの詳細は、Webサイトを確認し、Twitterをフォローして、Discordでコミュニティに参加してください。
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