Avalancheが初の大学向けハッカソンを終了:AvaLaunch

 

著:Joseph Ferrara

約一ヶ月半にわたり、30を超える大学チームがAvaLaunchハッカソンに参加しました。 この中から3人のAvaLaunchの勝者を発表致します。

 

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ここまでの数か月は、Avalancheにとってエキサイティングなコラボレーションやイベントで満載な日々でした。 テストネットからトークンセール、新たなインテグレーションまで話題になっていない領域がないくらいに広範な取り組みをしてきました。

そして今日、私たちは初のハッカソンAvaLaunchの結果を共有することができます。 6週間のプログラムに世界中の大学から30を超えるチームが参加して思い思いのインフラストラクチャツールやアプリケーション、アセットをAvalanche上に構築しました。

私たちが、初のハッカソンを大学生向けに行った理由は、次世代が開発者や起業家として分散型テクノロジーの世界に飛び込むのをサポートするためです。このような支援プロジェクトを開催することで、優秀な人材という無限の可能性を持った若い才能が発見されることを期待しています。

そしてこの投稿ではAvaLaunchハッカソンの3つのWinnerプロジェクトを共有していきます:

優勝: Tava

Tavaは、Avalancheと機械学習に基づいてマイクロモビリティの再配車プロセスを自動化するためのオープンソースプラットフォームです。 彼らは将来の輸送領域をより効率的で持続可能なものにすることを目指しており、その目標は、車のオーバーフロー問題(混雑したドックステーションなど)の解決のためにモビリティユーザーにインセンティブを与えるプラットフォームを提供することです。

Tavaは、韓国のソウル大学出身のチームです。

  • Sanghyeon Park
  • Junmo Lee
  • Yeonjae Koo
  • Yong-Hwan Yoo

プロジェクトの詳細はGitHubをご覧ください。

準優勝: Avamatic

Avamaticは支払いゲートウェイであり、HDウォレット(1つのシードフレーズから複数のアドレスを生成できるウォレット)です。Web及びモバイルアプリケーションの所有者は、Avalancheで発行されたアセットを使用した支払いが可能になります。このアプリケーションは、以下の3つの目的を達成するために作成されました:

  1. 商用ユーザーおよび個人ユーザーのAvalancheネットワークでの自動支払いを可能にするソリューションの提供
  2. ユーザーが自身のトークンで支払いを送受信できる簡単なアセット作成プロセスの実現
  3. サードパーティのプロセッサに関連する信頼とコストの排除

こちらはトルコのバフシェヒル大学出身者によるチームです。

プロジェクトの詳細は、AvamaticクライアントHDウォレットライブラリをご覧ください。

3位: AvaCash

AvaCashは、分散型ペイメントツールへのシームレスなアクセスを目的とした新しいタイプのウォレットです。

こちらはロシアの高等経済大学出身者によるチームです。

プロジェクトの詳細は、こちらのGitHubを確認してください。

特別賞:MeldX

MeldXは、起業家向けに(投票権のない)株式と引き換えとした資本調達プロセスを提供するアイデアであり、この利用により個人投資家は、少ないリスクでの小規模企業への投資が可能になりポートフォリオを多様化できます。

米国ミシガン大学出身者によるチームです。

プロジェクトの詳細は、ホワイトペーパーGitHubをチェックしてください。

参加者の皆さん、大変お疲れ様でした。私たちは、皆さんのような若い才能が作る分散型システムの未来を楽しみにするとともに、この中の多くの皆さんがその実現にAvalancheを利用することを心から望んでいます。

Avalancheはプロジェクトとして成長を続け、グローバルな開発者コミュニティへの関与を継続することで、新たな分散型イノベーションを発見していくことを楽しみにしています。 今後のハッカソン情報については、Ava LabsとAvalancheのソーシャルメディアチャンネルをチェックしてください。 Avalancheプラットフォームでの構築に関心がある場合は助成金プログラムAvalanche-X grantsの申請をお勧めします。


Avalancheについて

Avalancheは、高度にスケーラブルで効率的なネットワーク、カスタマイズ可能なパブリック/プライベートブロックチェーン、任意のデジタル資産を作成する機能など、ブロックチェーン技術を使用して金融アプリケーションを簡単に立ち上げることを可能にします。私たちは、オープンかつシンプルで民主的な金融のインターネットを構築するために人々と力を共有していきます。

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