日経平均の営業日続落が12日と54年ぶりの記録となりました。
時代背景が違うので単純に比較は出来ないと思いますが、歴史的な出来事であることには間違いないでしょう。
この現象は、いろいろな経済情報より考えてみると、巨大なマネーが儲かりそうなところに集中する度合いが今までより桁違いに高まってきた結果だと思います。
原油を含む商品、為替、債券、株式と主な金融商品の間でマネーが揺れ動いていて、今は商品が主役となっていますが、この商品バブルが破裂した後は、再び債券や株式にマネーが戻ってきます。
なぜなら、数百兆円に上る巨大マネーの受け皿は限られており、これしかないからです。
市場別時価総額の比較です。
株式市場や債券市場がいかに巨大かがわかります。
少しくらい原油やトウモロコシの時価総額が増えても受け皿になり続けられないのです。
投資の本に「個別銘柄を追うよりアセットアロケーションを考える方が大事だ」と書いてありましたが、ようやくその意味が今になって理解できました。
ということは、いつか株価が戻るなら、株価が安い今が買い時なのでは?と考えることも出来ます。
戻る時期は今から半年後なのか1年後なのか5年後なのか誰にもわかりません。
信用取引だと、動く前に清算しないといけないのでやはり現物ということになります。
・・・あれれ。やっぱり現物の長期投資が最後には勝つ様になっているのか!
ということで、今が買い時ということなのかな・・・
これからも私は株の現物を大事にしていきます。
投資は自己責任でお願いします。