最近記事でも取り扱うことが多く、ニュースでもよく耳にするICO。
今回はICOに投資する際に気を付けたいポイントをまとめましたので、是非参考にしていただきたいです。
では、ICO銘柄の選び方とは!?
① 調達資金の大きいICOは慎重に選定しよう
調達資金が大きいICOは壮大なプロジェクトで募集元も大きい企業であることが多い。
しかしその調達額の大きさゆえに、トークンが取引所に上場したときに売りの圧力が強くなりがちない傾向がある。
2017年調達額1位の「Filecoin」は、60分で290億分のトークンを売り上げたが、まだ上場されていない。
そもそもストレージを必要とする人と余分な空きストレージがある人を照合するプロジェクトに、
290億円も必要とは考え難い。上場後に値上がりするかは難しい問題である。
2位の「Tezos」は260億円集めたが、「ICOは寄付として受け取った」と公式が爆弾発言。
しかしICO価格は割っていない。
5位の「Bancor」はICO価格からマイナス35%、
9位の「MoBileGO」はマイナス16%とICO価格を割ってしまっている。
7位の「Status」は今でこそプラスだが、長らくICO価格を割っていた。
人気のあるICO・調達資金が大きい銘柄だからといって、価格が上昇するとは言えない。
さらに、最近ではトークンが取引所に上場してからすぐに初値で売り抜けるという投機筋が増えてきている。
逆に、資金調達額が低いICOは売り圧力が弱いので良いプロジェクトであれば狙い目の場合もある。
目標額に到達しなかったICOにはさらに注意が必要で、プロジェクトが滞り更なる売り圧力が予想される。
ICOで、昨年は上場後に何十倍にもなる通貨がよく見受けられましたが、調達資金の大きいICOに投資する際は慎重に選びましょう