アベノマスクが届く。数日後、「アベノマスクに毛が混入していた」「アベノマスクにカビがはえていた」というニュースが流れる。
私は若い頃、厚生省の天下り企業で仕事をしていたことがある。あの頃はまだ、世の中のことを知らず、
『一所懸命、国のため国民のため働こう』
なんて、思っていた。だけど、私に与えられた仕事は"判子押し"。国から来た仕事の文書を読みもせず、ただ下請け企業に流すだけの仕事。国の天下り仕事は、４～５回、時には30回以上下請けに下ろして行く。その度、それらの天下り企業にお金が落ちて行く。実質的な仕事は最下層の企業が行い、それ以外は判子押し以外しない。
最下層企業では、微々たる金で適当な仕事をする。最下層企業はそれまでに何もしない天下り企業があることを知っているから、いい加減な仕事になる。バカバカしくてやっていられないからだ。
アベノマスクも同じで、最下層企業は国内を出て、物価の安い東南アジアやアフリカの国などで実質的な仕事をする。だから、髪の毛が入ろうがカビがはえていようが無責任になる。
メディアは、流石にコロナ禍で国が用意したマスクに髪の毛やカビがはえていることに国民は怒っている！と、安倍元総理が直接下ろした天下り企業に取材に行き、それがペーパーカンパニーであることまでは掴んだが、それ以上は突っ込まない。
「ウィルスは生き物ではないから、アベノマスクにウィルスが付着していた場合、ウィルスをちゃんと破壊出来ていなければ、アベノマスクを介して新型コロナウイルスは拡散するのに！」
私はテレビの前で怒り狂う！