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世田谷区での土砂崩れ


東京世田谷区で住宅の下にあるコンクリートと壁が崩れる事故があった。この事故で思い出されるのは、NHKでやっていた阪神淡路大震災についての記録だ。阪神淡路大震災では、火災が注目されたが、実は"盛り土"の崩壊が甚大であることが解った。日本はそもそも平地が少なく、住宅を建てるのにも"盛り土"やちょっとした山や崖を切り崩す作業が必要になる。阪神淡路大震災のとき、このような山や崖を切り崩したり、そこに盛られた盛り土が崩れ被害を生んだ。住人らの話を聞くと、工事関係者や住宅企業からその危険性をあまり聞かされていなかったという。しかも崩れた盛り土をみると、工事がずさんなものが多く、震災後国などを相手に盛り土の安全性を訴え改善を求めたが、宅地の権利・責任は住民側にあり、国や自治体が改修などに費用は出せないとのこと。


番組では、そのような盛り土が日本全国に多数あり、大震災や豪雨などで崩れる可能性のある盛り土は把握出来ないほどであることが解った。特に戦後一気に建てられた住宅街では、1ヵ所が崩れるとその周辺すべてを巻き込むような大惨事に繋がったり、永年劣化による脆くなった盛り土が悲鳴をあげている場所も少なくないという。番組ではコンクリートの壁にヒビが入り、水ではなく泥水が流れ出して崩壊の恐れのある住宅の取材もあった。


今回の世田谷区でのコンクリートの土砂崩れというのもその危険なサインなのではないか?国にしっかりとして欲しいが、メディアもこういうことにしっかりと目を向けて欲しいものである。


60年問題というのを聞いたことがあるだろうか?戦後復興で住宅やビル、道路や橋などの対応年数が約50年から60年ほどで、現在の日本はその対応年数に来ていて、日本各地で住宅・ビルなどの建築物・道路や橋などが倒壊、崩壊の危険性がある!というのが"60年問題"。どうも国やメディアはこの問題を避けているよう。少し前にもアイドルの方が古くなった看板が倒れてきて下半身不随という大事故が起きている。日本政府、日本メディアちゃんとしなきゃ!だれかに教えたいこと

 

 

 

 

 

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