此処で生きて | 蝶々は触れない。[kasmilog]

此処で生きて

それは決して
迷いのような曖昧なものではなく
後悔のような陰性のものでもなく
近づかない理解がもどかしい
達観できるほど大人にはなっていない
愛を口にするほど子供でもないつもり
ただ確実に歳をとってしまったからか
そういうものだとアタマは知っている

そう あまりに些細でくだらないこと
伝わらない葛藤
労われない惰性
価値観の一言で負けを認めたくない

正も負も現実もすべてを共有し
わたしたちは此処にある

そうそれは決して
憎悪のような簡単なものではなく
個性という言葉で諦めることでもなく

明日が来る前に捨ててしまいたい嫌悪
その繰り返し