「じゃあね 赤さん 左様なら」
そう言って彼女は背をむけて歩き始めたオレの返事も反応も気にする様子もなく受け付けることすら遮るかのように 待ってくれよ行き先がわかってるなら途中まででもいいから連れて行ってくれないかと言いたいのもはばかれるような美しい後姿すでに彼女にとってオレは過去に移ったもの現象なのだろうかいま現在目の前を大切にして生きていくという彼女時間がいつになろうとあるのは現在だけただそれを生きるしかないというのは正しいのだろう彼女の言い分なら正しいも悪いもさえないのかもしれないなぜそれほど潔くできるのだろうか爪の垢をもらっておくべきだったかたしかに目の前のことは瞬きの間に移ろい行く経験したことは経験した途端に消え行く時間とともにつかまえようもなく目の前から失せて行くあとに残るは自分の記憶だけそうやって時間が移ろうか自分が移動するかして過ぎていくオレのことなど気にせず動く時間は止まらない彼女は止まらない彼女が言ったわたしに人生はないっていうのはなんだろうただの冗談かなにかの謎かけかこの暗闇の中でも後姿がみえるのはふしぎなものだが短い時間の間にいろんなことが頭の中をまわりながら眼をこらして遠ざかるきれいな後姿をみとれるように惜しまれるさみしさこころ細さとともに見つめていると突然彼女が地面におちた倒れたというより垂直につぶれるようにおちたしかし地面にひろがったそれは厚みをもって動いているすこし左右にくねりながら前方向へ進んでいるこすれるようななにかひきずるような音をさせながらそして前部分が一瞬角度を変えたとき光るものがみえた !!? 進むその先にはいつのまにか水溜りがあってそれはそこへすべるように入っていく静かにゆっくりと水面には波紋がこころ安らぐようなそれでいて確固たる規則的なリズムで拡がっていく 終わりがないかのごとく
きみは鰐だったのか
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名前きいてなかったな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アリガトウ アリゲイタ~
オレも流れていくよ 明鏡流水
オレの泳ぎ下手なの知ってたのかな
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放開你 放開我



