
NHKスペシャル『映像の20世紀』と『よみがえる第二次世界大戦・カラー化された白黒フィルム』を衝動買い
してしまいました。なんと、2つ合わせて8万円ほどです。ぎゃー!

買ったきっかけはたいしたことはなかったです。

プラモデルを作るための参考に上記のNHKスペシャル(第一編・ヒットラーの野望)を見ました。
その内容の高さに圧倒されて感動。全部見たくなって直ぐにDVDBox買ったのです。

イントロダクションの1節を書きます。
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1939年9月、ナチスドイツのポーランド侵攻で始まった第二次世界大戦。
以来6年間、およそ60ヵ国が参戦し、世界が戦場と化しました。
死者は数千万人、大量破壊兵器が投入され一般市民を捲き込んだ殺戮が繰り返されました。
史上最悪の戦争です。…
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番組を観て過去の歴史と現実に起こっている問題との両面から自分の考えた事を少し整理しました。

NHKの関係者への感謝の気持ちを持ちつつ記念カキコします。

話しを現代に少し戻します。
ちょうど、オバマ大統領が首脳会談の為に来日して職場の近くでは厳重な警備態勢が敷かれて居ました。
何故、オバマ大統領にそこまで危険を想定しなければならないのでしょうか。
当然世界最高レベルのVIPであることは間違い無いですが、理由はそれだけではありません。
やはり米国大統領として少なからず世界の人々から恨みを買うことをしたりしているからです。
意図せずとしてもアフガニスタンやイラクで罪のない一般市民が米軍の攻撃に犠牲になったりしています。
日本には日本人以外の人も住んでいます。
そう言った不幸な境遇の恨みを自分の命と引き換えに果たそうと思う人が居ても、不思議では有りません。
第二次世界大戦であれだけ多くの犠牲を人類は払ったにもかかわらず、平和はいまだに達成されないままです。
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米国の判断は自分は概ね間違ってはいないと思います。多大な批判を受けながらも米軍が役割を果たさなければ世界の平和は維持できないでしょう。
大切なことは、多大な犠牲を払って得た過去の教訓から平和の尊さを学んで、現在の直面する難題の対応に生かさなければいけない事だと思うのです。
それは政治家だけではなく、一人一人の市民や紛争の当事者であったりすると思います。
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このようなNHKの番組はそう言った不幸な教訓を後世に伝える重要なコンテンツだと思います。
そうでなければ、数千万人の犠牲者の無念は晴らせないのです。
教訓を学び、後世に伝え、過去の数千万の犠牲者に酬いる。
これは学問を修める人間の使命だと思います。
そう言う事を現実の出来事と番組を観て強く心に思ったのでした。
正しい考えを持つ人間は強くならないと行けないのです。
また勉強を頑張る動機にしたいと思います。

ヒットラーも合法的に指導者・独裁者となりました。つまりその時代の国家の代表だったのです。
しかしこの20世紀最大の独裁者とその時代が生み出した不幸を再び繰り返すことがあってはならないのです。
それは一人一人の良心によってのみ達成されるのだと思います。
