大河ドラマ『八重の桜』も今週で最終回になりました。
最終回の前に名場面と言うことで、とても感動した場面を書いておきたいと思います。
場面は第49回(再び戦いを学ばず)の同志社大学卒業式での山本覚馬総長の演説です。
母校の創立者の一人として覚馬先生のような方が居てくれたことに誇りを感じます。
【1891年 山本覚馬 同志社英学校卒業式演説】
諸君は学業を終え、これからそれぞれの仕事に就かれる。
どうか弱い者を守る盾となって下さい。
かつて私は会津藩士として戦い、京の街を焼き、故郷の会津を失いました。
そのつぐないの道はなかばです。
いま、世界が力を競いあい日本は戦に向けて動き出した。
どうか、聖書の1節を心に深く刻んで下さい(※これはイザヤ書2章4節にある言葉です。ニューヨークの国連本部にも石碑がある有名な節だそうです)。
「その剣を打ち変えてすきと成し、その槍を打ち変えてかまと成し、
国は国に向かいて剣を上げず、二度と再び戦うことを学ばない」
諸君は一国の否、世界の良心であって下さい。
いかなる力にもその知恵で抗(あらが)い、道を切り開いて下さい。
それが身をもって戦を知る私の願いです。
*******
まあ、本当にこの様な話があったかどうかは分かりませんが、同志社の校是である「良心」を訴えた立派な演説です。
同志社の存在意義を改めて教えてくれた演説でした。
卒業アルバムの写真もついでに貼っておきます。
向かって左の茶色い服来てるのが私で御座います。




Android携帯からの投稿