入院9日目:困ったちゃん | 膵臓癌になりました

膵臓癌になりました

2016年7月、膵臓癌と診断されました。それから今迄の経過を公開します。癌の症状や経過は患者毎に様々ですが、何方かの参考になればと思います。
尚、頂いたコメントは一応確認の上公開の可否を判断した後、公開致しますので反映は遅れます。悪しからず。

おはようございます。

 

今朝の天気は晴れ。

 

体温:36.3℃

体重:84.6kg

血糖値 朝:161 昼:182 夕:182

 

結局、考えていた通り、明日からケモで月曜に退院となるようです。これを受けて我が家の方の介護ベッド搬入は土曜日になりました。帰るのが楽しみになって来ましたが、その前に有るのがケモ。前回イリノテカンの副作用が強く、後半は殆どトイレに居たので、今回はアトロピンを予防投与できないか相談ですね。多分、タイミングが難しいと思います。イリノテカンの前にアトロピンを30分で落とすと言うのは良いアイディアだと思うのですが、どんなもんなのかな?

 

さて、がんで入院あるあるだとは思うのですが、同室の困ったちゃんのお話。Sさんとしておきます。

 

私が入院した翌日緊急で入院されてきました。食道がんステージⅣ、肺転移で胸水が溜まり、外来診察中に呼吸困難に陥っての入院でした。最初の2日は苦しいので大人しくしていました。応急処置が功を奏してある程度楽になると以前の私のように、壁の酸素の出口にチューブで繋がれて行動を制限されたのが嫌だったようで、明け方や夜中に「何で俺がこんな目に合うんだよ。これじゃ動けねーじゃねーか。!”#$%&’()=・・・」等とぶつくさ独り言が始まりました。日中は私とかみさんが話をしていると変に会話に入って着ようとします。変と言うのは普通に話しかけて来るのではなく、どちらかが発した言葉をとらえて突然独り言が始まる感じです。奥さんが来ている間は大人しかったのですが、、、。

 

4日目に主治医から治療終了を告げられ、緩和ケアへの引継ぎが始まりました。今週に入って空いていたベッドに新しい方が入って来ました。そのうちの1人が捕まってしまい、昼寝をしていても突然話しかけて起こす。話を聞いていると自分の武勇伝と親族がいかに成功しているかと言う話と、自分の癌が如何に悪い状態なのかをところどころ話がループしながら大声で延々と続くのです。最初の頃は奥様はたしなめていたのですが、そのうち旦那の上を行く大声と早口で夫婦2重奏。昨日は流石に参りました。私は話しかけるなオーラを出すのが旨いので、何とかかわしていましたが、さすがに一方的に聞こえて来るのを防ぐにはテレビでも見るしか無いのです。その餌食になっていたお相手も今日退院。さて、今日はどうなるかな。

 

最後はいつも東の空。

 

空気は澄んでいるのですが、東から南に掛けて真っ黒な雲が掛かっています。これでは日の出は望めません。春は難しいです。
 
 
癌と暮らす人々の集う村

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