パーヴェル・リシツィアン、生誕100年。 | ろしあん・あにめ

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ウラジカフカス生まれのアルメニア人バリトン歌手、パーヴェル・リシツィアン。
この6日が生誕100年ということで、ここ数日、ロシアのラジオやTVで特番が組まれていて、それで私も初めて知った歌手なのですが、いくつか聞いてみて、これがとても素晴らしい歌声でしたのご紹介。

パーヴェル・リシツィアン
Павел Герасимович Лисициан(1911-2004)
1911年、ウラジカフカスに生まれる。レニングラード音楽院で学び、その後、現ミハイロフスキー劇場のソリスト、アルメニアの劇場等で歌う。
40年から66年まで、ボリショイ劇場のソリストとして、引退するまで、計1800回、ステージに立った。
1960年にはソビエトの歌手として初めてメトロポリタンオペラで歌っている。

力強くて張りがあって、決して甘くはないけど、流れるような温かさと美しさを持ち合わせた、とても魅力的な声。
強靭なタイプの声のロシア系歌手って、多いような気もするけど、彼の声は、テクニックよりもとにかく喉やら肺やらの作りがめちゃくちゃ強靭だったのじゃないかしら、と思わせるような、、、天性の力強さ、きっと生で聞いたらものすごい声量と迫力だったのじゃないかなぁ、、、

ということで彼のクリップをいくつか、、、
ラフマニノフの「神秘な夜のしじまの中で」
、、、これ、素晴らしいですっ!!今までブルチュラーゼさんのがお気に入りだったけど、いきなりお気に入りリスト、筆頭になったかも!





「サトコ」から「ヴェネツィアの商人の歌」




このオネーギンも、途中、おおっ!と思わせる力強い表現をみせていて、かなり個性的。




「デーモン」から、「私はお前が耳を傾けたあの声の主だ」



そういえば、映画版「イオランタ」のロベルトの声の吹き替えがリシツィアンだったそうです。
ということでその場面を。
http://youtu.be/SXQwI5xLDPc (埋め込み禁だったのでリンク先のみで)

7日にはボリショイ劇場で生誕100年を記念したコンサートが開かれるとか、また他の劇場でも今月、記念コンサートが予定されているそうです。
ラジオ・オルフェイでも今晩は彼の51年のモスクワ音楽院でのリサイタルが放送されます。(日本時間7日午前1時から)
http://www.muzcentrum.ru/orfeus/setka/?id=2011-11-06