小さな小さな箱の中
大事に大事にしまった手紙
読むこともできなければ
捨てることもできない
君は文字が好きで
いつも本ばかり読んでいた
私の名前は結局
呼ぶことがなかった
でも、そんな君に恋をして
本を片手の君の隣
横顔を見てキスをして
幸せだったよ
私が話をする度に
君は頷き返事して
話を終えるといつも
微笑んでくれていた
そんな君があたしに送った手紙
沢山沢山ありがとね
話すことのできない君の
想いのこもった手紙
嬉しすぎて
涙で濡れた手紙は沢山あるけど
でも最後になった手紙は
読めないくらい汚したよ
ごめんね何も出来なくって
好きだった君にまた触れたいな
いきなり抜け殻だけ残した
君に会いたいよ