小さな小さな箱の中
大事に大事にしまった手紙

読むこともできなければ
捨てることもできない


君は文字が好きで
いつも本ばかり読んでいた
私の名前は結局
呼ぶことがなかった


でも、そんな君に恋をして
本を片手の君の隣
横顔を見てキスをして
幸せだったよ

私が話をする度に
君は頷き返事して

話を終えるといつも
微笑んでくれていた




そんな君があたしに送った手紙
沢山沢山ありがとね
話すことのできない君の
想いのこもった手紙


嬉しすぎて
涙で濡れた手紙は沢山あるけど
でも最後になった手紙は
読めないくらい汚したよ


ごめんね何も出来なくって
好きだった君にまた触れたいな
いきなり抜け殻だけ残した
君に会いたいよ





人は皆 水から生まれ
人は皆 水に還る

母の胎内の水の中で生を受け
火葬され空に飛び立ち雲と結合


巡り巡る輪廻の中で
人はどれほどの水を含んだ
それはみな 人の屍
誰も気付かない真実


海や雨は全て屍
山の繰り返す水も屍
水は尊き先人達の魂
忘れてはならない
誰かが亡くなった事を
生物の中で巡ってることを


そして感謝しろ
先人達の恩恵を受けて生きていること
自覚しろ人間 これがこの世の真実だ




君の部屋から盗んだピック
すごく削れてたから
勝手に持ってきちゃった
大事にするから許してね


君の汗と熱意と想い
一心に受けたこのピック
羨ましいけど
いつまでも大事にするからね


君が奏でるあの低温
君が捧げた音の世界
君が綴った沢山の歌詞
君が誘ったあの夜


あれからあたし
君の為に色々してきたよ
だからたまにはね
ご褒美に貰ってもいいでしょう?
でもねご褒美なんてホントは
別になにもいらないの

けれどコレがあればいつでも
君を感じれると信じて



大好きよ 君の事が
だから君の世界を見せて
どんなものでも
あたしはずっと受け入れ続けるから