昨夜は 暑かったですが 母は汗をかいていませんでした
清拭はしないで 助かりました
水分補給 梅昆布茶は 「美味しい 」と、飲んでくれました
さて、
母がデイサービスに行かない日は
目が覚めている間中 私とハサミ将棋をしたがります
私は飽きてしまって 付き合うのが苦痛 です
ハサミ将棋から逃げる手段として 絵本を読みます
記憶に残った絵本を 2冊 紹介します
1冊は 『ちいさな死神くん』
死神くんが少女を訪れたとき
少女は にっこり笑って
「来てくれたのね」と、喜びます
少女は ずっと病気で 身体が痛かったのです
この絵本を読んで 私は 亡き父のことを想いました
父は 10年 20年 身体が痛かったです
癌が骨に転移していました
当時の私は 緩和ケアに無知でした
入院していた病院も 入所していた老健も 緩和ケアに無知でした
かわいそうなことを しました
父が息を引き取ったとき
姉が 「これで もう 痛く無いからね 」と、
泣きながら 父の身体を擦っていました
もう1冊は 『ぽんぽん山の月』
幼い4羽のウサギが お腹を空かせて 母親の帰りを待っています
母親は 猟師に撃たれて 帰りません
やまんばは 母ウサギが猟師に撃たれたのを 見ていました
やまんばは 持っていたお団子を 全て ウサギが居る草むらに そっと置きました
このお団子は やまんばが お団子屋さんの前を 10回も行ったり来たりして
やっと買えたお団子でした
この様子を 全部 見ている者がいました
十五夜のお月様でした
今日は 母はデイサービスに 行ってくれるでしょうか
お風呂に入って 汗を流して欲しいです
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