女の親友 1
私には女の子の親友が二人いる。
どちらも高校生からの親友である。
一人は小・中学校と隣町の学校でありながら
縁があって会う機会が多かった。
学区外の同じ高校に進学が決まった時は
新聞の合格発表欄に彼女の名前を見つけて喜んだ。
毎朝6時半発の列車で一緒に通った。
同じクラスになることは一度も無かったが
片道1時間の列車通学で
勉強したり、本を読んだり、
おしゃべりしたり、泣いたり笑ったり
彼女と過ごした時間は
私の宝物になった。
その彼女は結婚して本州にいるが、
今でも電話やメ-ルや手紙でやりとりをしていて
彼女が地元に帰ってくるときは必ず会っている。
私はいつの時も
彼女は出会うべくして出会った運命の友達だと思っている。
私は今も昔も変わらず彼女から刺激を受け
たくさんのものを得ている。
彼女は私にとって
なくてはならない存在だ。