花見と農作業
北海道
なんとか暖かくなってきて
やっとお花見ができる感じです。
昨年よりだいぶ遅れております。(~ヘ~;)
そこで明日は
以前のバイト先で仲良くなった
女の子やお客さんたちと
花見をする予定。
でもさっき
父から電話がきて
「午後から、豆を撒く準備(肥料つくり)をハウスの中でするから手伝って欲しい」とのこと。
花見の約束があると告げると
「それなら仕方がない。すまんな」と言った。
「もし雨降ったらやらないから
その時は手伝いに帰るわ」と私が言うと父は
「無理しなくていいけど、じゃぁ雨降ったらたのむわ」と言った。
うちの実家は専業農家で
父と母が二人でやっている。
大農園というわけではないが、
それなりの農家なので父と母二人では人手が足りない。
でめんさん(手伝いにくる人)を頼むこともあるが、
今時期どこも忙しくて、なかなか手の空いている人がいない。
私の二人の妹は、遠く離れたところにいるため行けないが、
実家から車で一時間のところに居る私は、
何も用事が無い休みの日には
大抵手伝いに帰っている。
ゴ-ルデンウィ-クも
暦どおり休みだったが
すべて農作業の手伝いに使った。
私も普段仕事をしているので、
「休みの日ぐらい寝ていたいだろうにいつも本当にすまないね・・・」と
父と母はとても恐縮して感謝してくれている。
でも私が父と母にしてあげられる親孝行なんて
これくらいしかないのだ。
キツイ畑仕事を頑張っているのだって
元はといえば私たちの為だったのだから
その手伝いをして
親孝行だなんていえないかもしれない。
母からの電話が「助けて度80%」だとしたら、
父からの電話は「助けて度120%」だ。
父は本当に困っている時しか電話してこない。
今回も父が電話してきたということは
人手が足りずに作業が進まなくて本当に困っているのだろう。
みんな私が行くのを
とても楽しみにしてくれている花見だが、
肥料をまぜる仕事がどんなにキツく
1人でやるより2人でやる方が
4倍早いのを知っている私は
父が気の毒で
結局
手伝いに帰ってしまうのかもしれない。