令和6年度の文化庁学校巡回公演事業が始まりました。

最初の学校は瀬戸内市立邑久中学校。

中学3年生に能の説明、そして謡や仕舞の体験をして頂きました。


ワークショップの前に…まず皆さんに校歌を歌って頂きました。

本公演では皆さんが歌う校歌に合わせてお囃子方が演奏します。


それではワークショップスタート。




最初に能装束の説明。
本公演で行う『船弁慶』の静御前の装束を先生に実際に着て頂きながら行いました。



次に謡のお稽古。
本公演の際には改めて全員で謡ってもらいます。

謡のお稽古の後は『船弁慶』の仕舞の模範演技を見て頂きました。



休憩を挟んで、続いては能面の説明。
こちらは生徒さんの代表5名に能面体験をして頂きながら行いました。





最後は先ほど見て頂いた『船弁慶』の仕舞を、体験用の紙の扇を持ってもらい全員でお稽古。





本公演では代表者5名にお稽古した仕舞を舞って頂きます。
その謡を謡うのは代表者以外の生徒の皆さん。
休憩前にお稽古して頂いた謡です。

写真には無いですが…
仕舞体験をしている裏で、代表者1名に本公演の『船弁慶』義経の稽古をマンツーマンで行ってます。
事前にこちらからお送りした動画を見てしっかり予習学習(声出し&動きの確認)をして頂いていたので、とてもスムーズにお稽古を行えました。
本公演では装束を着けて、プロの能楽師と一緒に舞台に立ちます。

お稽古の後に質疑応答をしてワークショップは終了。



本公演は7月2日(火)です。
どうぞよろしくお願い致します。