2.政界のプリンスと正義感の強い烈日の仕事師 | 開運と幸福人生の案内人/ムー(MU)さんの日記

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「正しく実行すれば、夢はかなう」をモットーに東洋易学、四柱推命(神機推命)、風水などの秘伝を公開し、自分の夢を実現するとか、悩みの解消に役立つ運命好転化技法を紹介します。

世相を斬る/ムーの現代人物評

第2回 端正で人格者の政界のプリンスと正義感の強い烈日の仕事師

 

                                                 2021年9月17日

本日は、台風14号が本土に接近しています。このまま日本列島を横断する予報です。通過が予想される地域は、厳重な警戒が必要な今日。明日になりそうです。

そして、こちらも日本政界の最大関心事の自民党総裁選の告示日でもあります。
現在の所、4氏の立候補が届け出をしています。



  [自由民主党本部] 自由民主党HPより転載

 

本日は、そのうちの2名、F・K氏とS・T氏の命式を読み解き、その性格と総裁選での吉凶の行方を看たいと
思います。

1.端正で人格者の政界のプリンス F・S氏

下表は、F・K氏の命式です。

 


   [F・K氏の命式]
いわゆる推命の吉星といわれる通変星がずらりと並んでいます。財官どころか、印と食も具わった

貴にして福徳の厚い命式です。
これほど命式が綺麗で、澄んでいる人は珍しいです。
いわんや一寸先は闇と称され、権謀術策の権化や寝業師といわれる住民の多い世界では、稀有なことです。

この人は、根っからの紳士で、人格者で、宗教家か教育者と言ってもおかしくない命式の持ち主です。
写真や経歴を見ないでも、端正な容貌と夫妻の仲が非常に良い人であると断言できます。
若い時は苦労をしますが、中年以降に夫婦の二人三脚で、社会的に成功する可能性が非常に高いといえます。
強いていえば、押しが弱く発奮の志を欠きやすい点が弱みといえそうです。

運勢的には、46歳から57歳の十年間が最も強運の期間で、充実した人生を送ることができた時期といえそうです。今、F・S氏は64歳ですから最強の時期とはいえませんが、本人の心掛け次第で、自らの意志を強め、運を見方につけることは出来なくはなくそうです。

但し、冒頭にも述べましたが、責任感が強く、紳士的で事務的能力が高いことが、日本の政治のリーダーとして一番相応しい能力かというと、必ずしもそうとはいえない所がありそうです。
自分の信念を持ち、その理想の実現のためにタフな折衝を続ける、清濁併せ持つ度量を発揮できるかが問われそうです。

そして、もう一つの欠点は政治的な勘の悪さです。
いわゆる平時には、そつなく統領として官僚に支えられて物事をこなすことはできても、有時の生きるか死ぬかのギリギリのせめぎ合いの中で、正しい次の一手を指すことができるか否かです。

この点に関しては、Y・K東京都知事を見習って欲しい所です。
そういう能力には欠けている人ですので、例えば筆者のような(?)優秀な軍師、スタッフを持つかどうかが成功するか失敗に終わるかの分岐点になりそうです。

この人生の大一番で、総裁選に勝利できるかは、五分五分の形勢といえそうです。

2.正義感が強く、弁舌爽やかな烈日の仕事師 S・T氏

松下政経塾出身で、総務相などの閣僚を歴任してきたS・T氏は奈良2区選出の衆議院議員です。
筆者の住む近くの選挙区ということもあり、何回かお会いしたことがある方です。

今までの言動からはっきりといって、筆者の好みの人物ではないと考えていましたが、今回、命式を作成して認識を一新しました。なかなかどうして、上辺とは異なる律義で正義感の強い傑女といえる人物です。

下表がS・T氏の命式です。


  [S・T氏の命式]
 

非常に好命の持ち主といって良いと思います。
特に月柱の元命の正官に食神が乗っています。
この組み合せは、男女とも物事に公平で、聡明、闊達な人で社会的に高い地位・肩書きを得るという象意があります。(もちろん、命式の看命は月柱の通変の組み合せだけでは判断しませんが、非常に重要な要素ではあります)

この月支元命の正官は日主と干合をしますから、悪や非法を許さない検察官や警察官といった烈日の厳しさを覗わせます。食神は自分の能力の吐出であり、弁舌の爽やかさ、理路整然と自分の意見を述べる、また文章能力など表現力の豊かさと、ややミーハー的なのりの良さも感じさせます。

但し、この人は家庭的にはあまり恵まれておらず、兄弟身内と縁が薄いとか、配偶者が変わりやすいといった性状も備えているようです。

運勢的には、今年の還暦のこの時期に、西方金運に転角します。この転角の時期は、社会面でも健康面でも大きく運命が変わりやすい時期です。
61歳からの5年間は、この人にとって最も欲しい印星が巡る時期であり、気力も充実して大きな仕事を成し遂げ、活躍に相応しい地位や名誉を得ることが出来そうです。
但し、本年の2021年は還暦ですから当然ですが、辛丑の年となり、命式的には食神が重なり必ずしも良い年とはいえません。

S・T氏は、自民党総裁選に関していえば、各種調査などの現状の情勢分析では必ずしも優勢ではない旨が伝えられていますが、周囲の予想以上の良い結果を出しそうです。
次に繋がる善戦が期待できると思います。

前出のF・K氏との相性は良く、例えばF・K氏が総裁に選出されれば、よく氏を補佐して大きな成果を上げることが可能な人間関係といえそうです。

 

次回は、自民党総裁選に出馬する残りの2名の命式を読み解き、その性格と運勢を看てみたいと思います。