12.2 池を埋める時は要注意
早いもので今年も、もう6月に入りました。
先週は、我が家の庭にある睡蓮鉢にも花が咲きました。
水による浄化の続きのお話です。
家に水を貯蔵する池や水槽を置くことは、流れてくる気を留めることで風水的には良いことであると説明しました。
[自宅に池を作る]
水生植物やメダカなどの魚を飼うために池を作ったり、水槽を室内に置くことは基本的によいことですので
どこにどのような大きさの池を作ったり水槽、鉢などを置いても構わないのですが、問題は何かの事情で池を埋めたり、
水槽を撤去する場合です。
この場合は、十分に注意しないとその家で実質的に采配をふるう重要な人に害が及ぶ場合があります。
なぜなら、水は気を留めるだけでなく、霊が宿りやすいのです。
霊というと非科学的だと非難されそうです。
霊という言葉を使わないで、物理的な表現をすると、以下のように云えるかもしれません。
わたし達の目に見えませんが、そこに行くと何となく気分を憂鬱にする場(空間)というのが存在することは皆さんも経験された
ことがあると思います。
そういう場を中和したり、浄化する作用が水にはありますが、その水をなくすことで身体に影響を与えると表現しても良いかも
しれません。
ということで、池などを埋める場合は、代替物として霊の住処として水瓶などを、埋める池の側に置いて金魚などを飼うという方法をとれば良いでしょう。
[瓶]を替わりに置く
池や古い井戸を埋めたために、住人や家族が交通事故など起こして大変な目にあったという話は良く聞くところですし、筆者も実際に知人が災難にあったケースを目撃しています。
同様なケースで、ある季節に家のある方角の木を伐採したために神霊の災いを受けるということを説く占術、宗教もありますが、こちらはあまり気にする必要はありません。
庭木の手入れは必要です。それぞれの季節に災神がどの方向の木に宿り、その木を切ると災神の怒りをかうといった説に従えば、毎月気学などの専用暦とにらめっこしなければなりません。
それよりも、適切に草木の手入れをして見て感じの良い庭を維持するほうが精神的にも気分を良くします。
気をつけなくてはいけないのは、池や井戸を埋める時や、個人や会社の住宅や敷地に神仏を祀る祠があるとか、室内の神だななどを移設したり撤去する場合です。
以上、池などを埋める場合の注意点でした。