スターリン建築とは、モスクワにおけるソビエト連邦・スターリン時代の重厚な建築群で
当時のニューヨーク・マンハッタンの街並みを追い越せというスターリンの意地が
感じられます。
スターリン様式の建築はセブンシスターズと言われ、モスクワに7ヶ所あるのですが、
ウクライナホテル(現ラディソン)だけいい写真が撮れなかったので、6ヶ所をご紹介します。
芸術家アパート
モスクワ川に注ぐヤウザ川沿いの道路から撮影しました。
芸術家が住んでいたことからその名がついた26階建ての高層アパートでクレムリンから近い
し、1930年代に建設が始まった古い建物ながらもしっかり丈夫な建築でもあり、現在も
人気の物件です。
(左)アルバート通りからみた外務省 圧倒的な威圧感がありますね。
(右)ソビエト連邦運輸機関(建設省) 白い外装が目印
(左)スターリン様式ではありませんが在ロシア アメリカ大使館
スパイ対策が大変そうです。
(右)文化人アパート 現在も住宅として使われています。
(左)モスクワ大学 この写真のみ2007年に撮影したものです。
(右)レニングラードホテル
スターリン建築の中では一番さっぱりした建築。現在はヒルトン・レニングラードホテルに
なっています。ウクライナホテル(ラディソン)と共に泊まってみたいホテルの一つです。
◆スターリン建築周辺の風景
(左)観光客には利用価値があまりないですがモスクワにはトラムも走っています。
女性の運転手が多いようです。
(右)モスクワの内回り環状線
すごい車線数ですね。有事には軍用機が着陸できそうです。
ロシア・モスクワ 2011年8月