通い続けていたペリカンハウスが12月26日を最後に休業となりました。
オーナーは妥協の無いこだわりのスタイルを貫き、柏で19年間営業していただけに
残念でなりません。
今回は最後のお茶会の様子を更新しますが、まだ公開していない過去記事が10件ほど
眠っているのでゆっくり順次公開していきたいと思います。(主に今年の11~12月の記事)
残り僅かとなった紅玉を使った菓子の最後を飾るのがアップルクランブル。
温かい菓子でサクッとした食感がたまりません。
もうこの焼き立てのスコーンも食べられなくなってしまうのでしょうか?
名残惜しいのでゆっくり時間をかけて存分に味わっていただきました。
(右)まずはドアーズのイングリッシュミルクティー
ドアーズはアッサムに比べてミルク少なめ。入れ過ぎるとミルクに負けてしまうそうです。
フランスの甘くないケーキのことです。一見、キッシュに見えますが、これは玉ねぎのタルト
大量の玉ねぎをオリーブオイルで蒸し焼きにしたそうで、感じる甘さはすべて玉ねぎ由来の
甘みでした。
いちじくのバターケーキと全粒粉のショートブレッド
最後を飾るのはペリカンハウスの不朽の名作、いちじくのバターケーキとショートブレッド。
日曜日の午後の木漏れ日がテーブルをいい感じに照らします。
食べきれなかった全粒粉ショートブレッドはお持ち帰り。産地の違う3種類の全粒粉を
混ぜ合わせているそうです。(国産、カナダ産、EU産)
明日以降に自宅でペリカンハウスの名残を楽しむ予定です。
熟成させるほどに味わい深まるバターケーキ。
(右)後半の紅茶はウバ(aislaby茶園)
ポットから2杯目、3杯目でもいやな感じの渋みがありません。逆に2杯目がとっても
今朝の柏の最低気温は-1℃。クヌギの林もすっかり葉が落ちてしまいました。
本日、多くの常連客に惜しまれつつ休業しました。
5年通って、ようやく紅茶の魅力に目覚めてきた頃の休業は残念です。
(2000年以降、産地の異常気象で紅茶の質が著しく落ちたというので、もっと昔から
通っていれば本当の紅茶の良さを知ることができたことと思います。)
さて、今後お茶する場所はどこにしましょう?
ここに代わる好みの紅茶とお菓子のサロンが見つかればいいのですが、なかなか難しいでしょう。
ペリカンハウス 千葉県柏市 2010年12月26日 自転車で訪問