さあ、これから…

巨人は強い。巨大戦力をあやつり揺るぎない強さを発揮している。放っておいても優勝するだろう。
そこで、応援したいのは弱～い、弱～い万年最下位の横浜DeNAベイスターズだ。ご存知、昨年から盟友の中畑清が監督をつとめ、懸命にチーム再建に取り組んでいる。昨シーズンは全く補強なしの負のチームを引き受け悪戦苦闘しながら結局最下位脱出はできなかった。
しかし、今季は中日から大砲のブランコをはじめかなりの戦力を加えた。とくに打線の強化は著しく、これで投手力がちょっぴりでも補強されれば…と言われていた。
開幕するとまさにその通り。ブランコ、ラミレスと続く打線は迫力満点で開幕カードの中日戦を２勝１敗と勝ち越した。
昨年とは明らかに違う手応えをつかんで迎えた地元横浜での開幕カードとなった対巨人戦。 中畑監督はΓ巨人に勝たなければ浮上はない」と古巣との対決に並々ならぬ決意を見せて臨んだ。２日の第１戦は長嶋さんが観戦に来る予定もあった大一番だったが、雨のため中止。中畑監督がΓ自然には勝てないが、試合には勝ちたぁ～い」とおどけて記者団を笑わせた。
そして３、４日の巨人戦。昨年は手も足も出なかった巨人の杉内、沢村両投手相手にDeNA 打線が襲いかかった。
ブランコが特大の３ランホームランを打つなど２試合で７打点の大活躍を見せながら弱体の投手陣が崩れ、結局あと一歩及ばず8-10、4-7で連敗し、巨人の強さを際立たせてしまった。 ただ、杉内、沢村の侍ジャパンの両投手を打ち込んだ打線は本物、あとは投手陣の踏ん張りだけとの印象を強めたのだった。それと２０００本安打にあと３本と迫り、巨人戦で達成かわ期待されたラミちゃんことラミレスが２試合ノーヒットだったのもいたかった。
中畑DeNA は５日の今日から神宮球場でヤクルトと３連戦。ラミちゃんが日本で最初にプレーしたヤクルト戦で記録を達成、その勢いに乗ってDeNA 再浮上してもらいたい。キヨシ監督頑張れ!!