みなさん、こんにちは。
先ずは、お立ち寄りいただいて有難うございます。
まだまだ暑さは続いてますね。
でも、これだけうんざりする暑さも9月の声を聴くと、どことなく寂しさを感じるのは私だけでしょうか。
さて、「自分の軸」を見つけるべく、彷徨いながらも一歩踏みだした私(笑)。
走りながら目的を見つけようということで、「7つの習慣」に習い、先ずは自分の武器(刃)をつくろうと、今年の4月から月1回の絵画教室に通いはじめました。
なぜ、「絵」なのかというと、この雑念だらけの私が、不思議と絵を描いている時は集中していることに気が付きました。(つい最近まで、自分はじっとしているのは苦手なものだと思ってましたので・・・でも、やっぱ、得意ではない 。)
それと、何もとりえがない中で、「絵」なら多少、自分らしさが表現できる可能性があるかなというのが大きな理由です。
月日の流れるのは早く、その教室に通い始めてから早や、半年が経ちました(1回仕事と重なり休んだので、8月までで4回の受講。)
水彩画を習いたくて教室に入ったわけですが、最初は鉛筆削りから・・・。
鉛筆削り器を使うのではなく、カッターナイフで削っていくのです。
最初は「ええっ!? 」と思いましたが、意外にも鉛筆を削っている間は集中力が高まっていて、「マインドフルネスっぽいな」ってプラスに捉えております。
続いて、鉛筆で黒から白へのグラデーション。
こんな感じです・・・ハイ。
心の中で「水彩画~っっっ」って気持ちが顔を覗かせてきます。
そんな時、自分が少年野球の指導をしていた時のことを思い起こしました。
小さな子供たちは「もっと、打ちたい」「ピッチャーやりたい」って言ってきます。
そんな子供たちに「正しい打ち方、投げ方を身につけることで、ボールを遠くに飛ばせたり、速い球を投げられたり出来るようになるんだよ」
「基本が大事なんだよ」
って、自分がさんざん言ってきたではないかっ( )。
「いいかい、曲げたものを伸ばすことによって力が伝わるんだよ」
そうそう、先ずは基本。
絵画教室も3回目にもなると石膏で出来た円錐に丸棒が刺さった様な置物のスケッチになります。。
白い石膏なのに「光があたっているところの反射や影を鉛筆の濃淡で表現するので白いところはない、出来るだけ黒くしてください」って教えられたときは、驚きました。
この辺りから、この齢になって、生徒になるってのもいいなという気持ちが徐々に湧きおこってきます。( )
そしてその間、お笑いタレントのゴルゴ松本さんの本に出会いました。
そのまえがきにこうありました。
「全員じゃなくてもいい。ほんの少しでいい。読んでくれた人のうちの1%でもいいから、元気になるきっかけになれたらいいなと思います。」
到底、私がゴルゴさんのようにはなれるはずもない。
願っても叶わないゴールもあるという現実の中で、どうしていくか。
自分のマンガのようなイラストと水彩画での表現。
ゴルゴさんではないが、自分なりのやり方で、たとえ一人にでも何か届けられないか・・・。
何か、目的が見えてきたような気がします。
そして、この9月はいよいよヴィーナスのデッサンです。
自分の刃(やいば)が研げている・・・とは、まだまだ言い難いですが、自分の限界点を高めるためのプロセスを楽しんでおります。
私事の経過報告に最後までお付き合いいただいて、ありがとうございました。