900号ライブペインティングの中西祐輔です。
11/8より
はじめまして。ダブルデッキでライブペインティングをしています中西です。
とりあえずこの企画のリーダーをやっています。
もとから声がで かいのと方言が強いので怖いとか怒ってるとかおもわれがちですが、じ つは全くそんなことはないので気軽に話しかけてみてくださいね笑。
今日は授業のため午後6時頃から作業にとりかかりました。僕た ちは学生なので平日は午前中に作業が出来ないのです。そのため訪れた 人をがっかりさせてしまうこともあるかもしれませんね。
だから興味の ある方は休日や夜をねらってきてみてください。また夜はライブペイン ティングの違った一面もみることができますよ。照明を使って描いてい るのですが背景にシルバーを使っているのでキラキラと輝きとてもきれ いです。シルバーなどの色は光をうけると輝き、暗い場所におかれると 沈むという性質があります。時間や空間によって変わる絵を楽しんでみ て下さいね。
ところがそのために必要なシルバーがメーカーから届いて いないという事故があり今日の作業予定は大きく変更となり大変でし た。すぐに必要なものが手に入らないというのは作業していくうえで本当に大変です。
弁当を食う時に箸を忘れたといったところでしょうか?
まあ、またそれがライブペインティングの醍醐味なのかもしれませんが…。とにかく何か作業をしなければということで鉛筆でシルバーを塗 る位置を描いたり、絵の具を垂らして色味をつけていく作業をしまし た。同じ学部の友人も二人手伝いにきてくれました。遅くまでありがとう。差し入れもありがとう。
絵をみていく人はなんか絵の具が垂れてるけど失敗?と思うかもしれませんね。でも失敗ではないんです。そうしようとおもってやっているの ですよ。いろいろな垂れを交錯させてを使うことによりレイヤーを複雑 にしようとしているのです。そんなマニアックな見方も興味ある方はしてみてくださいね。芸術の秋なんだし笑。
また、絵の具の垂れを利用するのはグラフィティーの手法によくみられる方法です。グラフィティーをご存知ですか?よく街のなかにみられる落書きのことです。
柏のまちにも看板やシャッターによくかいてありますね。犯罪性や絵柄から好き嫌いが別れるところではあるとおもいますが…。
僕ですか?
興味はありますが実際にかくことはないですし、絵柄もあまり好きだと思えたこともないですね。まあ僕の絵についての話はおいといてライブペインティングの話に戻りましょう。
今回はそのグラフィティーの手法をたくさん使ってみようと考えています。
なぜならば速く描けててわかりやすいからです。
また若い人は普段街でみるものがアレンジされてつかわれると いうことに興味を持っていただけるのではないでしょうか。
グラフィティーに興味のない方も新しく絵の見方を発見して年齢などを超えて理解しあえたら素敵だなと思っています。
いろいろ書きましたが、このライブペインティングによって柏の人達が交流をもてたり、楽しんでくれたりすることを僕たちは一番に望んでい ます。
アートとか芸術とかって…。うーむ…。なんて小難しい事考えず に適当に見てくれたらうれしいです。
11/9美術館&史跡めぐりバスツアー 南部コース
柏市教育委員会とかしわインフォメーションセンターの全面的協力を得て、
11/9(木)に柏の魅力発見!美術館&史跡めぐりバスツアーを実施しました。
当日は30代~83歳までと幅広い方の参加を頂きました。
約2.5倍の高倍率の中当選されたさすがの善男善女、
風もなく穏やかな秋の日に恵まれました。
みなさん、柏って文化がないとか歴史がないとか耳にしませんか?
いやいや、そんなことないんですよ。
今回の南部コースでは相馬氏を中心に将門伝説を絡めたテーマで
学芸員高野氏がユーモアを交え、生き生きと解説。
小さくなってしまった手賀沼、苔むした史跡が生き返るようでした。
アートとしては、茅葺屋根の旧手賀教会で
明治の女流洋画家として高い評価を得ている山下りんのイコン(聖画)を、
また現代に帰って、中村順二美術館で宮川清うつわ展&中村順二常設展を鑑賞。
賑やかな柏駅前からわずか20分足らずなのに
空はどこまでも高く広い。
風は心地よく、道端の花も愛らしい。
知れば知るほど好きになる、
そんな心安らぐエリアに眠る歴史とアートを堪能した一日になったかと思います。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。
11/14の900号(昼間)
事務局長の佐藤Kです。
11月14日の昼間の900号です。
2つのシルエットが太く描かれたようですね。
11月13日の午後に。
部分を見てみましょう。
近づきすぎると、人のシルエットに見えにくくなります。
こういう表現がなされるのは流石ですね。
人間関係の距離感のあり方を考えさせられます。
近づきすぎると、「顔」だと分かっていてもボヤけてしまう。
近しい関係になることだけが、人間関係ではないですね。
それぞれの関係には、それぞれに適した距離があるということでしょう。
2人のうちの1人だけを切り取ってみました。
「2人でいるときの自分」が上から2番目の写真で、
「街で踊る。1人で」がこの写真です。
ということにしておきましょう。
シンポジウムを終えて
11/13
寺島郁夫さんからの感想です。
アニー@シンポジウム担当です。
いやー、やっと終わりました。ホント正直ホッとしております。
あれは忘れもしない、春先のいつだったか・・・(って忘れてるじゃないかっ!)
確かアートラインの最初の会合で石戸代表からアミュゼのホールで何かイベントをやってくれと言われ、「シンポジウムしか無いでしょ!」等と軽~く言ってしまったのが発端だったように思います。
アートラインの他のイベントとは異質?な、シンポジウムを単なる文化論談義にしない為に、どんな方をお呼びするのが良いのか最初は全く解りませんでした。
そこでまず、最近の柏に詳しい西川りゅうじんさんを中心に会合を開き、都市計画の一任者としてこの人しか居ないという伊藤滋先生をお呼びしてはどうかと言う事に。
それならその話に乗って来られる柏にとっての「時の人」として、大江先生、それとやっぱり市長に出ていただいて話をしていただきたいと言う方向に割とすぐに決定!
・・・とはいかず、参加オーケーのご返答が中々貰えず、ヤキモキする日々が続いたのでした。
後から考えると、全員、その道の第一線で活躍するお忙しい方ばかりなので、当たり前なのですがスケジュールの調整だけであっという間に時間が過ぎ・・・気がつけば秋の気配がチラホラと聞こえる9月。
アートラインのイベントカレンダーの印刷の締切りが気になる頃になってやっと皆様の都合を確認。
その後もちょっとした事務連絡と返答だけですぐに時間が経ち、本番直前まで対応に追われました。
当日、参加していただいた方は本当にラッキーだったと思います。
柏の外から巨匠達の目線で本音をビシバシ言って頂けて、翌朝の新聞各紙で
報じられるほど刺激的なシンポジウムでした。
アートの話はぶっ飛んじゃって(笑)殆ど街づくり談義になりましたが、
予定調和ではあり得ない、面白い話が沢山聞けたと思います。
個人的にはダブルデッキは大好きなので無くすなんてあり得ない!って思いますけど。
最後になりましたが、途中から主催者となり事務方から当日の進行まで全部面倒見て頂いた商工会議所の職員の皆様、本当にお世話になりました。感謝!です。
石戸代表を始めアートラインメンバーには、慣れない仕事の為に沢山のご心配ご迷惑をお掛けしました。ごめんなさい!これに懲りずにまた一緒に仕事しましょうね!
それにしても雨男はだれなんだっ!?
柏・まちデザインシンポジウム
相馬です
11月11日、アミュゼ柏クリスタルホール 13時より「柏・まちデザインシンポジウム」が行われました。
早稲田大学教授・伊藤滋氏
現在建設中の柏高島屋ステーションモール新館を手がける・大江匡氏
柏市市長・本多晃氏
マーケティングコンサルタント・西川りゅうじん氏
今回のシンポジウムでは柏高島屋新館の完成予想やダブ
ルデッキ、JR駅ビル、柏西口の様子など、柏駅周辺のさまざまな議論が交わされました。
伊藤滋氏・大江匡氏の熱い主張には参加者も驚き。
コーディネーターの西川りゅうじん氏も二人の主張にたじたじのご様子。
市長・本多晃氏の参加により、交わされる議論がよりいっそう現実味を帯び、このシンポジウムが柏市住民にとってとても意味のあるものであったと感じました。