現在、タブは FIVICS のセーカー2にしています。
以前、AXCEL コンツアータブを使った時、グルーピングが左にズレる現象が起きました。
そのことについて少し。
あの時、原因は最初、コンツアーのフィンガースペーサーを換えたことで、それがノックを挟む原因になったのではないかと思いました。
それを、元に戻したことで左へのグルーピング問題は解決した…としましたが、実はそうではなく、最終的にはリリースに問題があると結論づけました。
ですが、タブのある違いに気づいてから、原因は違うところにあるのではないかと思うようにりました。
コードバンの厚さではありません。
その、あるところがこれ↓です。
写真でもちょっと分かり難いのですが、タブ自体の厚みが全然違うのです。
そこで、3本の線を引きました。
この3本の赤線の内、ストリングが掛かるタブ皮革の赤線を中心に考えると、アンカリングした時、タブの厚み分、取り掛けの手の形状が変わるのではないか…と思ったのです。
セーカーとコンツアー、アンカーパッドを含めたタブの厚みは、セーカーが20mm、コンツアーが23mmで、3mmもの差があります。
なので、同じ様にアンカリングしても、タブの厚み分、コンツアーの方が取り掛けが外側に膨らんでアンカリングすることになるのではないか…と。
もう少し突っ込んで考えると、取り掛けの形状が違うだけでなく、アンカリング時のアンカーポイントの位置も違ってくるのではないかと思うのです。
そうなると、リリースの仕方も変わってしまうのでは…と。
ここらへんの違いが、左にグルーピングする原因ではないかと考えたのです。
当初リリースが原因と結論づけた時は、時期的にも寒く、抗癌剤の影響もあって指が思うように動かなかったことありましたが、暖かくなり、指もその時より動きます。
それでも今、コンツアーを使っても左にグルーピングするのです。
なので、これが、考えられる一番の原因なのではないかと思っています。
ただ…実際問題、自分以外の方が使っても左にグルーピングすることが無ければ、そもそも自分が言ってることはまるっきり的外れになるので、本当にそうなのか確実なところは分かりません。
分かりませんが、まるっきり的外れではないところもあるのではないか…とは思っています。
最後になりますが、ここで思ったのは、コンツアーで調整すれば問題ないのではないか、ということ。
まぁ…確かにそうですよね。
事実それも考えましたが、それでも現時点ではセーカーに慣れていることもあって、こちらをメインに使った方が良いと判断しました。
今後、何か別のきっかけでタブについて考える時が来るまでは、今まで通りセーカーをメインに使っていこうと思います。