新築間もない衆議院第一議員会館の大会議室で、

『私学助成全国署名集約・私学の学費問題を考える院内集会』が
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全国私学父母墾・すすめる会連絡会・全国私立学校教職員組合連合の主催で行われた。

全国から、400人以上の教職員や保護者が集結した。
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私学助成金の是正を求める署名が、

【7,749,226筆】

全国から集められた事が報告されて集会が始まった。

主催代表者が、
「本年度から就学支援金(年額約12万円)が支給されているのにも関わらず、経済的理由により中退する私立高校生が後を立たない。
問題は解決されていない。」
と、熱の入った挨拶をされた。

その後、参集いただいた国会議員の方々(議員15名、秘書代理21名)が私学教育に対する思いをそれぞれが語ってくださった。



国会議員の中にも私学教育に対して偏見や誤解を持っている方もいらっしゃるということが聞かされた。

まだまだ、道は険しそうである。


現状の報告なかで、
岡山県では、毎週日曜日に岡山駅を中心に高校生が街頭署名を行い、個別に署名のために『マイボード』を持ち歩いているそうだ。

また、19府県で年収350万円までの世帯は授業料の全額補助制度が確立。
大阪府などの取り組みを説明しながら、より具体的な提案が必要であることが確認された。


最後に活動する高校生の思いが伝えられた。
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神奈川県の高校では全校生徒(1400人)が各人150筆の署名を集めた事が報告された。
当事者の立場からの意見ということで会場は熱気に包まれた。



私の取り組み方を考え直させられる思いである。


昼食後、関係省庁、国会議員に対する要請行動を行う。
私は、茨城県の代表として、龍ヶ崎市の幼稚園の方々と、茨城県選出の国会議員の方々にご挨拶に伺う。

明後日に、茨城県議会議員選挙を控えているため、国会議員の方々は留守ではあったが、秘書の方々が熱心に私たちの意見を聞いてくださった。


署名をしてくださった全国の皆さん、本日、参集くださった国会議員及び秘書の方々、保護者、教職員の皆さん、

ありがとうございました。
感謝いたします。



報告
副代表 碇 策行