今回の支援のことを、ブログに書いておきます。



 

はじめに、僕が被災地に行ったり、SNSで情報を流せたのは、被災地に近く、時間も融通がきく状態だったからです。



SNSでは、現地の状況と情報を、可能な限り客観的に周知させようとしていましたが、ここに書かれている事は、僕の主観であるので、今後の情報は各自治体の公式情報で確認してください。

 




被災地の画像や動画を見た時に、大変な事だと判断し、僕のできる事は急を要するであろう物資を集めて、運ぶ事だと感じました。
SNSで先に動いていた友達を参考に情報を収拾、整理したところ、想像以上の反響で、物資をたくさん頂きました。


「ジャパハリネットが動いた!」みたいになってますが、

 


物資の受け取り先になっている


発起人の
キャッスルファクトリー矢野宗政


W studio 佐伯社長

 



この二人の人脈で、作業してくれる人達と車の確保ができています。


僕が個人的に動いたのでジャパハリのメンバーとは特に話しておらず、この二人のところに自然と集まったという感じです。



重要なのは物資を集め、届ける事だったので、拡散されるなら手段は問わず。と感じてました。
細かい事を決める暇などなかったのですが、必要な場所に物資を届けることの必要性を共有していたので、なんとなくで進んでいきました。



 

*車と人員の確保
 道路の状況(現地のリアル情報)


*向かうべき場所と人(現地の人とのコンタクト)


*先導する四駆の確保 
必要な物資



支援物資の協力が予想以上に大きく、みんなが現地に向かう日が続いています。


僕は公の支援グループでも自衛隊でも役所務めでもないので、当初から自分たちのしていることが本当に正しいかどうかわかりませんでした。
それでも実行するということは、世間的に言えば自己満足です。でも、それだからこそ行動がはやく簡単だったのです。


今もずっと考えてますが、わかりませんし、こうやってゆっくり考える暇もないと勝手に感じてました。

少しばかりの影響力を使って、長期的な支援ムードが広がればいいなと感じていますが、それが、迷惑で必要でない現地の人も存在すると思います。

全ての被災者の方、それに関わる方に、正解とされる支援をすることは困難です。

それぞれの被災者の方の現状と気持ちは、こちら側は1mmも理解できるわけがないからです。



支援途中事故にあっていたかもしれないし、

来て欲しくない場所も存在するだろうし、

たまたま、まとまった物資があったから受け入れてくれたかもしれないし、

愛媛県ではジャパハリネットの認知があったかもしれなし、

物資の全てを正しい場所に届けられたとは思えないし、

善意の押し付けは、ただでさえ疲弊している現地の人にとっては、げんなりすると思います。


そして、情報が不明確なままで広がってしまう恐れがありました。


現場は見たくもないくらい悲しくて辛くて、現地の人の顔もまともに見れず、
かける言葉が見つからず、
でも、困っている人がいて、僕は宇和島出身で、吉田高校に通っていた時期があったので、
体が動いてしまったという・・・・まだよくわからない毎日です。

こんなよくわからない人が情報発信者ではありますが、これから先も情報を発信するときの目的となることは「長期的な支援」です。


南予は年々若者が少くなってます。

僕も田舎に帰ってない一人でもあります。

そんな地域で、僕の聞いた話では、現段階で吉田の水道復旧には2ヶ月、完全復旧には1年かかるらしいです。

一部の地域は、池が決壊、山が崩壊、家も人も流され、その後に家が窃盗被害、廃車を買い漁りにくる外国人。

想像できない状況の地域もあります。


これは、吉田町の話なので、大洲市、野村町、明浜町、城川町、三瓶町、松山市高浜、上島町、伯方島、怒和島、弓削町、肱川町、その他、それぞれの地域で状況は違います。
そして、全国となれば、なおのことで、支援は長期的に必要とされるでしょう。


ただ、僕の生活が疲弊するのはまったく意味のない事だと思うので、できる範囲でしますし、

支援をしたから正解ではないですし、
支援をしなかったから不正解でもないと思います。

この災害を忘れず、何ができるのか考え続けたいと思っています。


僕の知っている限りでは、役場には物資がほぼそろってきてますが、把握しきれず行き届かない人のところもあるようです。

それも、そうだと思います。役場の人も被害にあってる人がたくさんいるだろうし、正しく使い公平性が必須だからです。
また今後は、撤去処理で人的ボランティアが必要になってくると思います。


それから、支援金ですが、こちらも非常に頭を悩ませました。

個人でお金を受け取る難しさがあり、何度か断ってましたが、

被災地で必要とされている物資の中には購入しなくてはならないものがあり、自費で買っていたのですが、僕の資金では限りがあるので、ありがたく頂きました。

その後も、支援金の申し出がかなり増えてきたので、
僕個人が受け持つのは違うと感じ、
義援金の振り込み口座をW studioの佐伯社長にお借りしています。


様々な意見はあると思いますが、物資優先でよく考えます。
支援金に関わることは、僕の独断です。

他の誰かが責められないことを願っています。


7/10時点で、ご連絡頂いている方は
56人


742,696円
です。


使い道は、明確に示し、残りはしかるべき機関に、託したいと思ってます。


湿っぽくなってしまいましたが、

僕のこれからの願いは長期的な支援です。

支援物資、支援金をくれたみなさん。

本当にありがとうございました。

みなさんの、暖かさ、人の力を感じました。


そして、災害に見舞われたみなさん。


日常の生活が1日でもはやく戻る事を願います。


がんばろう!愛媛!

いえ、
がんばれる!愛媛!