『ビブリア古書堂の事件手帖6 ～栞子さんと巡るさだめ～』
6巻のストーリー：
太宰治の『晩年』を奪うために女店主に危害を加えた青年が、今度は依頼主として再び現れる。狙ったのとは違う『晩年』を捜しているという。署名ではないのに、太宰治自筆と分かる珍しい書き込みがあるという。本を捜すうちに、47年前にあった
稀覯本を巡る盗難事件。その事件には栞子と大輔の祖父母が関わっていた…。
好きなシリーズなんだけど、巻を追うごとに謎解きが難しくて、登場人物が多く、この6巻を読み終わるのに１年くらいかかった(笑)(笑)(笑)。たぶん(笑)。
出演する舞台が決まるとそれに関わる本とか資料達を読み始めるので、読んでいた本も途中で中断します。器用じゃないし、とにかく時間の使い方が下手だから
、平行して読み進められない…。で、ちょっと落ち着いた頃に途中から読むと、この人誰だっけ？とか何でこうなったんだっけ？とか忘れている訳です
。謎解きも難しいからね。でまた最初から読む。でまた出演が決まるとそれに関連する物を読み出す…。でまた途中になる、最初から読み直すの繰返し(笑)。そして先日やっと読み終わりました。
私は古書の知識は全くないし、興味もほぼないから（でもこのビブリアシリーズは好き）、古書マニアの犯罪又は犯罪ギリギリまで 稀覯本を狙う気持ち（あっ、この小説の登場人物のマニア達の事ね。実際はどうなんでしょう…。）の気持ちは理解不能だけど、それだけ価値のある古書ってすごいなと思います。
あとがきによると、次かその次でラストとのこと。続きが気になります。早く読みたい。