事業再構築や事業承継を検討中の経営者に向けたブログです。

 

こんにちは、事業再構築コンサルタントで、ジリリータジャパンの鹿島です。

 

4月26日に2022年版の中小企業白書と小規模企業白書がでましたね。

今回は、事業再構築に関する部分について解説します。

 

2021年から始まった事業再構築補助金ですが、事業再構築による売上面の効果は34.9%の企業が既に効果が出始めていると回答しています。

数年以内に効果が出始めると見込んでいる企業まで加えると96.0%の企業が事業再構築により売上を確保できると回答しています(出典:2022年版中小企業白書 P183 第2-1-53 図)。

https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2022/PDF/chusho/04Hakusyo_part2_chap1_web.pdf

 

また、38.5%の企業が既存事業とのシナジー効果があったとも回答してます(第2-1-54 図)。

自社の強みを活かした新事業を展開できている企業は、既存事業の事業基盤を活かしながら、事業再構築補助金を活用して売上の確保ができているといえます。

 

逆に言うと、補助金をもらうことが主たる目的となっているよう事業再構築もどきの場合は、既存事業にシナジー効果が現れることもなく、経営は厳しい状態が続くと考えられます。

 

当社が提供する事業再構築研修は、補助金を申請する前に既存事業の強みや、どういった領域に進出することが強いが活かせるのかといった所を従業員と一緒に考えます。

 

折角、事業再構築補助金を活用することができるのであれば、次の代まで続くような事業にしたいと思いませんか。