本日のタイトルは「観察力と○○○と知識」としてみます。
あるいはタイトルは
○○○(「ほにゃらら」、漢字で3文字、平仮名で4文字)
だけでよいかも知れません。
ヒントは、ある人の言葉、観察力と「ほにゃらら」
と知識がいい判断力を作るんだよ。
「ほにゃらら」とは何か皆さん考えてみてください。
答えはこのスピ-チの中で。
穴埋め問題です。
英語でFill in the blanks.です。
私の趣味NHK英語のラジオ番組を聞くこととか、
好きなTV番組の話とかお聞き苦しい点はご容赦ください。
2/4,2/6にあった平成31年度、当院、看護部の
フォローアップ研修発表会に出席させていただきました。
新卒採用者、中途採用者の就職後の振り返りの発表です。
事前に発表原稿を読ませていただいていましたが、
参考文献の引用もあり、いろいろ勉強されており、感心しました。
当院の看護部、こんなに優秀だった?
失礼。
失敗から学んだこと、先輩スタッフに助けられ感謝していること。
多職種の専門性も学んでいきたい。
(多職種連携;鹿島病院の十八番(オハコ)です。)
失敗から学び、誰からも信頼される看護師になれるよう励んでいきたい。
患者の表情・状態・様子の変化に気づける観察力を身につけなければならない。
ただ、これらの発表で、今日のスピーチ穴埋め問題、
「ほにゃらら」は出てきませんでした。
「ほにゃらら」は発表者の皆さんは、多分、意識、無意識で、
わかっておられることとは思いますが。
この発表会に出席したのが2/4(新卒採用者),2/6(中途採用者)、
その数日前、2/1、計ったようなタイミングで好みの
TV番組;「あの人に会いたい」を見ました。
その回は、映画化もされた
「塀の中の懲りない面々」
の著書で有名な安部譲二(作家)さんでした。
安部さんの言葉;昼飯時、二軒ラーメン屋が並んでいる。
どちらに入るか?
観察力と価値観と知識がいい判断力を作るんだよ。
私はなるほどなって思いました。
とくに「価値観」という言葉が心のアンテナに強くひっかかりました。
「ほにゃらら」の答えは「価値観」です。
価値観は例えば、
ACP(アドバンス・ケア・プランニング;人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセス)
で活きてきます。
当院では治療確認書で本人、ご家族に延命処置について
希望する・しない
の意思表示をして頂いています。
家族間、家族と医療者、医療者間で意見の一致があれば苦労はないが、
必ずしもそうでない場合があります。
患者本人あるいは家族が何を大切にしているか、
思っているかは一つの判断基準になると思われます。
希望するかしないかは、時間とともに変わったり、
揺らいだりします。
価値観を共有するには意思疎通コミュニケーションが必要です。
コミュニケーションを繰り返し重ねること。
結局コミュニケーションに収束しました。
私のコミュニケーションに対する考え方は以前にもお話しましたように、
仕事に大事なものであることを超えて、
仕事そのもの、生きることそのものです。