youtubeのデモクラシータイムス.から金子勝の言いたい放題で、これから10年以内に電気インフラの転換が起こる話がありました。
話のメインは、飯田哲也さん
この方は、原子力に携わった後から再生可能エネルギー普及に変わっていった方です。
すでに、風力発電、太陽光発電の普及が世界的に見て、急速に拡大しています。
特に、東日本大震災の後、日本よりも世界各国の方が再生可能エネルギーの普及が進んでいます。
国際機関では、世界の発電量の86%が再生可能エネルギーに変わっていくと予想されています。
これはリチウム電池のように、蓄電技術の進化も加味されています。
すでにインドでは、火力発電よりも太陽光の電力の方が安くなっています。
そして、赤道に近い地域では、すでに電気の価格が日本の半値以下になっている地域も出てきています。
日本では買い取り制度のため、再生可能エネルギーの普及が変な方向に行っています。
つまり、経済優先で、崩れることが分かっている山肌の林を削ってまでメガソーラ-を作っているバカな業者がいます。
この制度の期限が終われば、また新しい時代がやってくるでしょう。
もうすでに世界的に見て、太陽光と風力発電の電力の方が安いのです。
現状で、原子力発電のランニングコストよりも、風力発電の電気の価格の方が安くなっています。
と言うことは世界レベルでは、すでに原子力発電所は止めて良い時代になっているのです。
先月、以下のようなニュースがありました。
もう火力発電がコスト高になってしまうのです。
しかし、太陽光や風力は常に発電できるものではありません。
安定するためには蓄電技術がまだ追いついていないかもしれません。
しかし、今後6~7年後には蓄電池の技術と普及率が上がり、コストが下がり、化石燃料による発電コストよりも再エネ発電のコストが下がると予想されています。
デンマークでは、少ない大型石炭火力発電所で発電する時代から、各地で小規模の発電所で発電する時代になりました。
余剰電力は、お湯やメタンにエネルギー変換します。
日本では水素社会を想定していますので、水素に変えて貯蔵することになるでしょう。
物理的には変換効率が悪いといわれているのですが、経済的にカバーできるから可能になったのだと思います。
今後、世界の各地で電気の地産地消が行われていくようになるでしょう。
これにより、地域の産業構造も変化すると思います。
ロシアは中国やヨーロッパにパイプラインを作りましたが、10年後には役に立たなくなるかもしれません。