12月25日(月曜日)、埼玉に住む長女と都内に住む次女がそろって実家に遊びに来てくれた。

 

 

 長女は19日に区切りの50歳の誕生日を迎え、次女は2月に48歳になる。

 

 

 2年前に車を手放してから、長女が時々車で来て重いモノやかさばるモノの買い出しを手伝ってくれる。今回、それにあわせて次女にも声を掛け、4人でクリスマスでもあるし、久しぶりにランチにでも行こうかとなった。

 

 

 聞いたらそれぞれの旦那さんは、この日は在宅勤務で留守番してくれるということになったらしい。子どもたち、すなわち私たちの孫たちも中高生になり帯同することも少なくなった。

 

 

 


 

 

 私たちは、まず手賀大橋のたもとにある「道の駅・しょうなん」で、新鮮な野菜や正月用の買い物を済ませた。

 

 

(ご参考)「手賀沼」

 私の住む千葉県柏市にはこれといった観光地といったものはない。ただ都心から30㎞離れた郊外だから、市民が遊べる自然は結構たくさんある。その代表が利根川系の湖沼「手賀沼」だろう。周囲20数キロある大きな湖沼だ。1970年代、水質汚染全国ワースト・ワンになった手賀沼だが、今では湖畔に付設された県立の「自然ふれあい緑道」でのランニング、ウォーキング、サイクリングを楽しむ人に加え、湖面では釣りだけでなく、ヨットやカヌーで遊ぶ姿も見られる。夏に行われるトライアスロン大会は今年16回目を数えた。また、その手賀沼周辺にはキャンプ場などの様々なアウトドア施設はもちろん、美味しい店も点在している。

 

 

 

 

 

 

(「道の駅・しょうなん」。柏市周辺の新鮮な農産物はもちろん、千葉県各地の産品が並ぶ。)

 

 

 

 道の駅での買い物を終え、車で5分くらいの所にある隠れ家のような小さなレストランカフェ「WOODMAN‘S VILLAGE」に向かった。

 

 

 この店は7年ほど前にオープンした。その当時から季節ごとに訪れていたが、コロナ禍と車を手放したことで、しばらく訪れていなかった。昨年夏、娘2人が来た時にもここで食事をした。家族経営の温かい店で、妻はここのお母さんとすっかり仲良くなっている。

 

 

( 手賀沼を望む小高い所にあり、木立に囲まれた小さな店だ。手前の田んぼは夏の緑、秋の黄金色が素晴らしい。)

 

 

 

 

 

 この素晴らしい眺望の中でいただく食事はもちろん美味しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 さて、次女家族とは先月一緒にラグビー観戦に行き食事も共にした。また長女はほぼ毎月会っているので、食事しながらの話題ではそれぞれの家族の近況は少なく、娘たちが幼い頃の昔話が中心だった。

 

 

 

 こうなると、40年くらい前は仕事に追われ、朝7時前に家を出て夜遅く帰宅するような生活だった私が知らない話題が多くなる。

 

 

 

 次女が言った。「中学校の修学旅行は奥入瀬など青森方面だった・・・」 

 

 

 当時杉並の社宅に一緒に住んでいたにもかかわらず、私には全く記憶がなかった。彼女たちの話を聞きながら、私は数年前に投稿した下記ブログを思い出しながら「当時家庭のことに目を向ける時間が本当に少なかったなあ・・・」と、昭和から平成の初めの時代を、少し苦い思いで懐かしんでいた。

 

 

2018年8月1日付け投稿 『68歳の母親が、44歳と42歳の娘に「絵本」を買ってきた。』 枠内をクリックすれば開いてお読みいただけます。)

 

 

 

 私は、そうした話題に入れず少し寂しい思いをしながらも、ここまでみんな元気で来られたことに心から感謝していた。

 

 

 

 正月は第2週に、ふたつの娘家族と一緒の恒例の「新年会」だ。総勢9人。

 

 

 おそらく今度は孫たちの話題が中心になるだろうが、幼い頃はあれだけおしゃべりだった男児2人は、高校生になりすっかり寡黙になってしまった。これからは、中学1年の孫娘に場を盛りあげてもらおうか・・・

 

 

 

( ランチを頂いた「WOODMAN‘S VILLAGE」のコースター。)

 

 

 

 ・・・今年最後の投稿になりました。この1年も私の拙いブログをお読みいただきありがとうございました。もしよろしければ来年も、77歳になる老人の暇つぶしのブログを、たまに開いてお読みいただけたら嬉しいです。

 

 1年間本当にありがとうございました。

 

 

 

(「道の駅・しょうなん」に並んでいた正月用のお餅。)