[個展より-1-]『「わたし」(もじあそび)』 | どんぶり勘定

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節約したいけど、めんどくさがり。でも必要に迫られて自分改革しよー。目標は家計簿をつけること。出来るかなぁ…。
病気のせいで、キャリアを断念したので今は新しいスキルを
身に付けるための修行期間です。


頼まれないことしかしたくない。


私(わたし)、という漢字は、「ノギ」と「ム」という形で出来ています。


禾(のぎ)は稲などの穀物の穂先のことですが、

これを芒(のぎ)と書くと、音読みで「ボウ」となり、

「ひかり」と同時に「くらい」という意味にもなります。

日本ではこの字を「ススキ」の異名としています。


光(ひかり)と陰(くらい)を同時に併せ持つ言葉といえば、

「光陰」という言葉があります。これは「時間」のことです。


「芒(のぎ・ボウ)」という字には、「時間」というイメージが

元々はあるのではないかと私は思っています。

「ム」という形にどんな意味があるかは、

漢和辞典で調べれば書いてありますが、

この字を見たときに私はいつも、ムシを思い浮かべます

目も鼻も口もない、ミミズのようなぐにゃぐにゃしたものです。

「ム」は「無」みたいなもので、まだ名前も決まった形もありません。

そんなムシに、つかの間の時間が与えられて、その光が当たって

「私」という形が顕わになります。


「ム」だったものが「私(わたし)」になって、

初めて何かをわたすことやつたえること、

のこすことができる存在になります。