2日目 博多
博多駅のバスターミナルから直通バスに乗って太宰府天満宮へ
もちろんバスターミナルに行くまでも迷いましたし、太宰府天満宮でも道を失いました。
バスターミナルから出ている太宰府行きのバスは観光バスの造りで、2×2の4列シート。
窓際の席を確保した私の横にデテンっと座ってきたご老人男性はかなり陽気なご様子。
座った途端にいきなり英語で話しかけてきたっ!!
不意打ちな上にとっさに英語で返答なんか出来るはずもなく、眉根を寄せて相手を見ると
今度は日本語で「どこまで行くの?」
「え、太宰府」
いい大人が反抗期真っ只中男子高校生級の冷めた返事をしてしまった。
あのなぁ!太宰府行きのバスに乗ってるんだから太宰府だろうがよぅ!!確かにあなたのほうが年上だろうけど初対面にいきなりタメ口きいてんじゃねーよ!
こっちは人と話すことに準備が必要な独り旅中なの見たら分かるだろうがよぅ!!💥
なんだコイツなんだコイツなんだコイツ
と訝しさ満点の視線を送った相手は、一緒に乗り込んできた仲間と日本語と英語を交えてずっーと喋ってました。どうやら来日した仲間の旅を案内している気のいいおじさんのようでした。
旅は道連れ世は情け世代なんでしょう。
近い世代でもいろいろギャップはあるものです。
仲間を楽しませようと一生懸命話しを振る光景を見て先程の自分の不遜な態度をすんごく反省はしましたが、純然たる日本人の容姿でいきなり英語は予期できなすぎて固まるからほんとヤメて!!
太宰府駅前でバスを降りてすぐに参道に入りましたが、平日だから空いているかと思いきや、海外からの観光客や修学旅行生が沢山いて、嬉しい光景です。
学生って学校単位で歩いてるとなんであんなに可愛いんだろうか。
個人でも集団で歩いてても可愛いけど、学校単位だと急激に可愛さが増幅しますよね。
正面門から見ると天満宮の本殿は改修中らしく工事の幕が掛かっていたので、スルッと横から抜けて裏手にある御守り売り場のあたりをウロウロしていたら、「ここから先は何もありませんよ~」という、旗を持ったツアーガイドさんの高らかな声が響きました。
見ると更に裏に抜ける小さな道がある。
ほんとか??ほんとに何もないのか?
あるから引き止めてるじゃないのか??
抜けてみましたよ。
ほら!!笑
少しひらけた広場と右手に折れる道には、小さなお食事処が軒を連ね、この道の先には楽しいものがありますよ〜の看板が
太宰府天満宮の右手奥に少し進むと天開稲荷神社があります。
並んだ鳥居をくぐりながら石段を登るのは楽しい。楽しいんだけど、階段を形成している石がデカい!!勾配がキツイんです。165ある私でもキツイんだから、平均身長が低かった昔の人は手をついてよじ登ってたんじゃないかなぁ。なんて思うほどキツかったです。
小さな木造の祠の裏に岩で建てられているこれも小さな祠の奥の院があって、二段構えで参拝できます。
岩の中に入れるので面白かったですよ~。
ちゃんと頭ぶつけました。
さぁ帰るかと周囲を見渡すと
九州国立博物館 の道標
来た道とは真逆だったけど、あるなら行くでしょ!
と、小5くらいの遠足にちょうどいい程度の緩やかな山道を登ったり降りたり。。えーーっとこれは引き返すべきか?と3度くらい迷いが湧くくらいには長い距離を歩いてやっとたどり着いた九州国立博物館でしたがその日は月曜日。。
月曜日って全国的に月曜日だし、美術館や博物館ってわりと月曜日は休館してますよね。
出来ればですけど、道標には、ここからだと結構遠いよ〜とか、月曜日は休みだよ〜とか書いておいてほしいなぁ。
でもですね、久しぶりに歩く山道や、博物館そのものが素敵な建物だったので、充分に満足出来ました〜!
ブログを書くにあっていろいろ調べてみたら、天満宮の門から見えていた工事の幕は本殿改修ではなく、仮殿の建設の為のものでした。
4番の桜門から見えていたのは1番の本殿ではなく、2番の建設中の仮殿だったのです。
私が行ったときはまだ
ಥ‿ಥ
本殿。。見れてたのに。。。
博多2日目 長くなるので続きます