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娘(6)→なーちゃん

息子(4)→ちいくん

の2児のママ、かしみやです。

 

 

 

 

 

 

 

先日、図書館で本を借りてきました。

 

梨木香歩さんの『西の魔女が死んだ』

 

 

西の魔女が死んだ (新潮文庫 新潮文庫) [ 梨木 香歩 ]

 

 

 

物語を簡単に紹介すると

 

学校に馴染めなかった中学生のまい(主人公)は、田舎に住む英国人の祖母と少しの間一緒に暮らすことになります。

祖母と共に過ごしながら、生きるための物事の捉え方や心のありようを学ぶ。

 

 

というようなヒューマンドラマです。ニコニコ

 

 

 

この作品、学生の頃に一度読んだことがあったんですが、ふと、読み返したくなったんです。

 

 

 

心に残ったシーンはたくさんあるんですが、特に今の自分の状況に響いたのが

 

 

 

 

 

 

まいが“中学校でいじめにあい、傷ついた“ということを遠回しに祖母に伝える場面。

 

 

「私なら忘れられないだろうな、一度攻撃されたことは。私、けっこう傷つきやすいみたいなんだ」

 

 

そう告げてから、祖母の反応を窺います。

 

そのあと、こう文章が続くんです。

 

子供は自分でも気付かずに、さりげなくそういう重い「試し」をする。

大人は自分が試されていることになかなか気づかない。

それでおざなりの対応をしてしまう。

ほんとうはその一瞬、自分の全力を賭して向き合わなければいけないときなのに

 

 

 

 

この一節を読んでいて、私はドキッとしました。

 

 

 

普段の生活で子供達の話をおざなりにしている自覚が強くあったからです。

 

 

子供達がなにかしゃべりかけてきても、家事に忙しいときは「今はちょっとまって」といって遮ったり

 

 

話半分で相槌をうってしまったり…

 

 

 

 

とはいえ、日常のささいな会話すべてに神経を使って受け答えすることが難しいのは事実

 

子供が小さければ尚更。

 

 

 

 

 

 

 

それでも、こちらの反応を窺って「試している」ときがあるかもしれないということは、心の片隅に置いておく必要はあると感じました

 

 

 

 

 

 

 

物語の最後に祖母は亡くなってしまうのですが、悲しい締めくくりではありません。

 

 

静かで暖かいラストシーンに感動します。おねがい

 

 

 

ヒューマンドラマが好きな方におすすめの作品です。飛び出すハート

 

 

 

 

 

映画化もされているので、次はこっち観てみようかなニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

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