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ハイサイ!皆さん、こんにちは。青木かつしといいます。よろしくお願いします。手話ゆんたく講座第20回目、始めます。
今日のテーマは、沖縄流挨拶を紹介します。
「ハイサイ」と「ハイタイ」があります。
沖縄の挨拶の言葉ですが、使い分けがあります。
ハイサイは、男性が使います。ハイタイは、女性が使います。
「やあ!こんにちは」という意味です。
手話では、どう表現するのでしょうか?
「ハイサイ」は、「やあ!」と同じように、表現します。
「ハイタイ」は、顔の横か少し下の方で、軽く手を振るように表現します。
手の形は、同じですが、表現をする場所や手の振り方が、ちょっと違いますね。
手話も、話言葉と同じで、男性言葉と女性言葉の使い分けがあります。大切です。
皆さん、ぜひ、覚えて下さいね。
今日は、この辺で、終わります。また、お会いしましょう。
(尚、手話は、地域差や個人差があるので、表現は、まちまちです。沖縄でも、ハイサイという表現を使わない人もいます。ご了承ください。)
※追記
「ハイサイ、ハイタイ」の手話の語源についての質問がありましたので、説明したいと思います。
「ハイサイ、ハイタイ」の中の共通の指文字の「ハ(指文字ウになっていますね、ハイサイの時は、指文字ウでも、かまいません。ご了理解願います)」と「イ」とオキナワの「オ(薬指と親指で、Oの形を作ります」を組み合わせた表現です。沖縄のろう者の中には、「ハイサイ、ハイタイ」を使わないで、「やあ!」「こんにちは」を使う人も、多いです。「ハイサイ、ハイタイ」は、親しい友達同士が、使う表現です。ご了承くださいね。これからも、よろしくお願いします。