どれも、同じに見えるので、区別するのが難しいです。
写真その1. ヤエヤマヤシです。
アパ-トの近くの公園で、見かけました。
先端の茎?が尖っているのが特徴です。
背丈は高くて、10mぐらいの高さになります。
写真その2. マニラヤシです。
沖縄市の商店街に植えられていました。
5mから7mぐらいの比較的背丈の低いヤシです。
写真その3. トックリヤシです。
幹が太く、トックリみたいです。
背丈は、3mから5mぐらいです。
この写真は、美浜の映画館前で撮りました。
写真その4. トックリヤシモドキです。
写真の歩道の左側に並んでいる木が、トックリヤシモドキです。
ついでに歩道の右側にならんでいる木は、
パイナップルのような実をつけるアダンという木です。
このトックリヤシモドキは、背丈は比較的低くて、最大でも7mぐらいです。
上記の"トックリヤシ"より、幹は細いですけど、
幹の途中が膨らんでいるのが特徴です。
美浜のジャスコ近くの歩道に植えられていました。
ちょうど今頃は、直径1cmから2cmぐらいのたくさんの実をつけています。
写真その5. ヒメヤシ?です。
背丈は、比較的低くて、3mぐらいです。
幹が細くて、葉っぱは箒状に広がっています。
沖縄市の労金前の駐車場の花壇に植えられていました。
写真その6. ワシントンヤシです。
背丈が高くて、幹は細いです。
ヤシの仲間としては、背丈が高くなる種類で、15mから20mぐらいに成長します。
国道58号線沿いや公園などでよく見かけます。
写真その7. ビロウの木です。
(ヤシの仲間として、沖縄では、特に"クバ"という名前で親しまれています)
背丈は、最大で10mぐらいになります。
写真は、沖縄市役所前の広場のビロウ並木です。
昔は、この葉っぱを使って、ホウキ、蓑、かご、クバ笠などを作っていました。
今も観光用に、民芸品に使われています。
写真その8. ビンロウヤシ(ビンロウジュ)です。
上記のビロウの木とは、一字違いですけど、まったく違うヤシの木です。
背丈は、最大10mから15mぐらいに成長します。
この時期は、楕円形の赤い実をつけます。
写真その9. 赤く色づいたビンロウの実です。
(注意)
このビンロウの実は、アルカロイドが含まれているので、覚醒作用があります。
台湾では、この実を石灰と一緒にキンマという葉っぱにくるんで、
ドライバ-達に眠気覚ましという名目で、昔から、道路沿いで若い女性がセクシ-な衣装で、
売っています。
ガムのように噛んだあと、赤くなったツバを道路に吐き出すので、
ドライバ-が集まる道路や広場では、いつも赤く染まっています。
今は健康を害するということで、すこしずつ規制されているようです。
インドでは、"パ-ン"という名前で売られています。
朝、歯磨き用の"二-ム"の小枝と眠気覚ましの"パ-ン"を街角で、
おじさんが売っているのをよく見かけました。
インドでは、キンマの葉っぱに、カレ-スパイスやナッツも一緒に、
ビンロウの実を包んで、売っていました。
朝の公園や街角で、出合ったインド人の口の中は、真っ赤に染まっていました。
※ 皆さんは、台湾やタイ、インドなどで、勧められても、買わないようにしてくださいね。