そんなことでいいと思っているんですか?
稼いでモテるサラリーマン@カセモテリーマン養成プロジェクトリーダー 柊雪彦です。
先日、ある大規模な展示会でのこと。
私は出展社の人間でしたから、ブースで説明員として接客していました。
そこへやってきた、ひとりの男。
いかにも、モテなさそう君。
話をしてみて、やっぱりモテない君だと分かったのですが、
人間は3秒で、相手に対する評価を決めてしまうところがあります。
それほど第一印象とは大切です。
カセモテリーマン養成プロジェクトでも、第一印象度アップには氣を使っています。
それはさておき、ブースにやってきたモテなさそう君。
普通ならひと通り説明を聞いたら、さっさと行ってしまう人ばかりなのですが、
なぜかずっと私のいるブースに立っています。
で、ときどき、
「◯◯を使っているんですけど…」
とか、つぶやいているような感じ。
「こんな人はあまり相手にしてはいけない」
長年の経験で分かって入るのですが、
ずっといるので、邪険にもできず。
さらにぼそっと質問してきます。
「◯◯については、どう設定するんですか?」
私は正直に答えました。
「知りません」
質問の内容は、重箱の隅をつついたつまようじにはさまったカスみたいなもの。
そんなこと、作った人(ここではIT機器ですが)じゃないと知りません。
そこでこのモテなさそう君、言ったことが興味深いです。
「知らないってどういうことですか」
「そんなことでいいと思っているんですか」
まあ、そう言われても私としても、知らないものは知らないので。
こういう人には、下手に逆らわないほうがいいので放っておくと…
しばらく立っていたんですが、やがてどこか行ってしまいました。
正直なところ、この男性が本当にモテないのかどうかは分かりません。
でも、数限りなくモテない君を見てきた私には、まあだいだい分かります。
まず、人と目を合わせようとしない。
これは一部のモテない君にかなり多い傾向です。
目をしっかり合わせて話すだけでも、かなり印象は違ってきます。
これは男性同士でも同じで、やはりきちんと目を合わせて会話をしないと、
なにか違和感を感じてしまいますね。
それから状況が分かっていない。
このようなイベントで、的はずれな質問をする人は、実は結構います。
例えば、モーターショーに行って、変速機の歯車の枚数を聞くようなこと。
パソコン展示会で、ハードディスクの円盤の厚みをミクロン単位で聞くようなこと。
さらには、
「御社の今年の戦略はなんですか?」
と、訳知り顔で聞いていくる窓際っぽいオジサン。
外部に漏らしていい戦略があるとすれば、それは戦略とは言いませんよね。
合コンでもエスコートでもまったく同じです。
状況に応じた質問をするのは、鉄則中の鉄則です。
そしてさらに、このモテなさそう君、知っていることを最善と見なしています。
自社の製品なら微に入り細に入り、すべて知っていなければならない。
そんな人はいませんし、そんなことを目指す必要もありません。
ましてや今は、知っているという事の価値がどんどん下がっています。
先日の大学入試カンニング事件でもそうでした。
誰かに聞けばいい、どこにあるか知っていればいい、そんな時代の象徴でした。
現代のビジネスでは知っていることの値打ちはさほど大きくありません。
知っていることよりも、問題解決力の方が必要なことに、異論をはさむ人はいません。
こんなことを感じたイベントでしたが、私が、「稼ぐ」ことと「モテる」ことを、
とても密接なつながりがあると考えているのも、こんなたくさんのヒントが、
もとになっています。
ビジネスセンス、というとかなり陳腐な響きを持っていますが、
知識偏重から問題解決能力へのシフトのように、時代の目の中にある自分の目、
みたいなものを、きちんと持っているというのは、稼ぐことにもモテることにも、
とても大切なことだと思うのです。
これは単に、空気が読めるといった表面的なものでは決してありません。
ある意味、鋭さがないと、カセモテリーマンになるのは、かなり難しいでしょう。
その、ある意味での鋭さは、もちろん鍛えることができます。
稼いでモテるサラリーマン@カセモテリーマン養成プロジェクトリーダー 柊雪彦