虐待か躾か。② | ビッチvsヒモ〜火星人と離婚バトルの軌跡〜

ビッチvsヒモ〜火星人と離婚バトルの軌跡〜

火星人(元夫)との出会いから離婚するまでの出来事、おそロシアな色々。最近はアイリッシュ彼氏コナーとのことも。SFC修行始めました。そして仕事をやめました。

前回の記事はコチラ

 

 

こんなこともありました。


「ぜんぶ虐待だ」

って言われるかもしれないと思い始めた私は、普通の人の脳ミソに近づいているのかもしれない。




・ここ高速道路ですが

家族旅行の帰り道。

幼い弟が暇を持て余して小学生の私に問いかけました。


弟「お姉ちゃん、1+1は〜?」


妻「に〜♪」


弟「2+2は〜?」


妻「よ〜ん♪」


弟「4+4は〜?」


妻「はち〜♪」


弟「8+8 は〜?」


妻「じゅうろく〜」


弟「16+16は〜?」


妻「ごめん、だんだん暗算するの大変になってきたから、そろそろやめよう(。ノω\。)」

↑小学生



母「だめよ。続けなさい。

車の中でも勉強させてくれるなんて良い弟じゃないの。」



妻「もう疲れたよ…」



母「じゃぁここで降ろすけど、それでもいい?」

↑高速道路



妻「…………………続けます。」


弟「16+16は〜?」←なぜか楽しそう


妻「…32」←疲れて回答のペースが落ちる


母「もっと早く答えられないの!?

次は5秒以内に答えなかったら車から降ろすからね。」

↑もう一度言うけどココ高速道路



結局10万の桁くらいまでこの一問一答は続いた。






・協調性は学ばせない

時は中学3年の夏休み。

明後日は部活(吹奏楽部)のコンクール。


母「あんた、全然勉強してる様子がないけど、いつから受験勉強始めるわけ?」


妻「今も受験勉強してるし、塾の宿題もやってるよ。この前の模試だって結構良かったじゃん!」


母「部活やってる余裕があるじゃないのよ!?」


妻「明後日のコンクールが終わればもっと時間が取れるようになるから、少し待ってて。

それに、もう一度言うけどこの前の模擬は結果もそんなに悪くなかったじゃん。

ちゃんと勉強してる証拠でしょ?」


母「なるほど、部活があるから勉強できないと言っているのね?」


妻「違うよ、明後日までもできる限り勉強するし、塾も休まないで行くよ。」


母「じゃ、部活やめて今から勉強時間増やしなさい。」



妻「はい?」



すでにコンクールの選抜メンバーに選ばれていた妻。

妻の担当は打楽器。

基本的に一つの楽器に一人しか担当がいないため、代わりになる人がいない。

というかソロもあるのに、今部活をやめるとか、部員や顧問に殺されてもおかしくない。



妻「いやいや無理だよ!

コンクール明後日なんだよ!?

もう編成も担当も決まってるんだよ!?

色んな人に迷惑ががかるよ!」



バシッ

↑張り手が飛んできた


母「もう一回聞くけど、あんたはいつから勉強すんの?」


妻「だからもうすでに始めて…


バシッ

↑張り手2回目


母「今日で部活やめるよね?」


妻「やめな…


バシッ

↑張り手3回目


母「パパー

馨のせいで手が痛いんだけどーー

ちょっと来てーーー!!!」



張り手の選手交代。

終わった。



とりあえず、


部活はやめない!


と言い続けたら、父にたくさん叩かれて裸足のまま外に追い出されたのは覚えているが、そのあとどうやって部屋に戻れたのかは記憶にない。


コンクールには無事に出た。

この年は区内で唯一の金賞だった。

本当に出てよかった。

(吹奏楽部のコンクールの予選は金賞・銀賞・銅賞・努力賞・奨励賞があって、どの賞を何校あげてもいいという、ちょっと変わった仕組みです。)





ちなみにコンクールが終わって数日後、すぐにでも部活をやめさせたい母と、引退までやりきりたい妻のと間で同じことが起こった。


いい加減叩かれたくなかった妻は、家の外に追い出させる前に降伏し、翌日に退部。

部員にも顧問にも迷惑をかけ、肩身狭く残りの中学生活を送った。


























































































なんか思い出すと惨めな気持ちになるけど、やっぱりどこかに吐き出したくなっちゃう。


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