本日が最終勤務日でしたが普通に遅刻して、朝礼の挨拶に遅れた悠希です。色々と言い訳をしますと夜中に引越しの準備をしていたらいつの間にか4時過ぎになってたり(しかもまだほとんど終わってない)、首周りが痒くて寝付けなかったり、暑苦しかったりしたんです

言い訳しても寝坊したという事実に変わりはないわけで、本当に申し訳ないです。代わりにこちらに最終勤務の挨拶をと思った次第であります。・・・遅刻せずともおそらく書いていましたが



7ヶ月間本当にお世話になりました。長いようで短い間でしたけれど色々とご迷惑をお掛けして申し訳ありません(アレの事とかアレの事とか、ついでにアレとか)

当初は上戸町病院の3倍近い規模もある病院で、患者さんの層も違う病院で、(人見知りでコミュニケーションを取るのがそんなにうまくはないため)周りが知らない人ばかりでうまくやっていけるのかと心配でしたが、病院の皆様に優しくしていただき、(色々やらかしましたが)なんとか鹿児島生協病院での研修を終了することができました

鹿児島生協病院では小児科、救急、外科、麻酔科を研修させて頂きました

小児科では肺炎、喘息、下痢などといったCommon Diseaseを中心に、小児の採血、血管確保、脊椎穿刺などの処置、痙攣等の救急処置などを学ばせて頂きました。中には最初から最後まで部屋にはいるだけで大泣きしていた子供もいたけれど、可愛い子ども達ばかりで癒されてました)。ホントはダウン症の子供にはいろんな偏見を持っていたのですが、この期間に持たせて頂いた子は人懐こくて会いに行くたびに元気に笑って抱きついてくる子で、だいぶ見方が変わった気がします

救急の2ヶ月では腹痛や頭痛、意識障害などの対応はもちろん、何例かのCPAを経験させて頂きました。CPAでは高齢でもなんとか蘇生できた例もあれば、自分ぐらいの歳でもうまくいかない例も有りました。どんな方でも蘇生ができなかった時の家族の声を聞くとホントに辛いです(家族説明にはつきませんでしたが。ついても泣いてばかりだったと思いますが。・・・救急疾患の知識もですけど、それ以上に色々と学ばせていただいたと思います

外科は最初の手術で腰痛を起こしてしまったので、これから2ヶ月大丈夫だろうかと思っていましたが、その後の手術ではなんとか腰痛を起こさずに乗り切ることができました(重要)。虫垂炎、気胸、胆嚢結石症、腹部腫瘍など様々な手術を経験させて頂きました。手術以外にも術後管理、外傷の創処置等を学ばせて頂きました。上戸町病院に外科はないですが、どうして手術が必要なのか、どういう手術になるのかということを自分で見て、患者さんに説明できるようになったことは大きな前進だと思っております

最後の麻酔科は1ヶ月間だけでしたが、気管挿管を始め術中の麻酔とバイタルの管理、薬剤の使用など色々と濃かった気がします。気管挿管だけでここで上戸町の10倍近くを経験させて頂きました。とりあえずCPA症例が来た時に迷わず挿管ができそうです。1ヶ月(よりも短い)というホントに中途半端な研修になってしまいましたが、今になってもう少し長く研修ができていたらなぁと思っています


最初は長いような気がした7ヶ月間でしたがあっという間に過ぎてしまいました。できない研修医で色々とご迷惑をお掛けすることが多くてすみませんでしたが、こちらで学んだことを上戸町病院へ持ち帰り活かしていきます。ご指導、ご鞭撻ありがとうございました

初期研修医の先生方もありがとうございました。鹿児島生協病院は初期研修医の先生がとても多く、気軽に話ができる雰囲気でしたので何度救われたことか・・・。あと普段はボクは患者さんを寄せ付けない人間ですが、ボクが何かするときに限ってCPAを呼んだりとかホントにごめんなさいでした。許してね


・・・長いですね。朝礼の挨拶だけでは語れない長さでした。皆さんのお時間を長々とお取りするわけにはいけないですから、ホラ結果オーライというか、何か今朝からCPAがあってその対応に追われていたそうなので、そもそも聞くことができないというか(という言い訳)


さて現在入居中のところからすでにインターネットが止められました。引越しの業者を探そうと携帯のwi-fiモードでちまちまエラーを起こしつつ、引越し業者を探したり。もともと25日退去予定だったので、さっさと出て行けと言われた所で文句は言えないですが

いまから机の片付けと、部屋の掃除と荷物の運び出しという重労働が待ってます・・・。千鳥橋病院の研修の前に救急車で運ばれはしないかと心配です