酔っているからといって、思いついたことをメモ代わりにブログに書き留めておくという暴挙。
恐らく明日の朝には違う意味で赤面していること必至。

「心にダムはあるのかい?」
一つ屋根の下の名台詞です。確か2の方です。
あのドラマがそんなに大好きなわけではありませんが、
この台詞は、劇中とは違った意味で俳優としての座右の銘としています。

つまり、ダムがあって、こぼれ出るものが感情表現なのであると。
タッチタイプもたどたどしい今ではありますが、
自分への戒めとして、(感情を)出そうとしているいやしい自分に辟易とします。

ただし。
舞台というのは作品や役柄にもよりますが
大なり小なり誇張表現というものが必要になる場所だと思います。
そこでひとつ、「心にアンプはあるのかい?」と思ったわけです。

アンプ=増幅回路(ぞうふくかいろ)とは、増幅機能を持った電子回路であり、
電源から電力を供給され、入力信号により能動素子の動作を制御して
電源電力を基に入力信号より大きなエネルギーの出力信号を得るものである

僕ら俳優が、プロとして誇れるのは、このアンプではないかと今日思いました。
もちろん細やかな心情の移り変わりの・ようなものを生み出せることも大事です。
しかし、リアルとリアリティは違うのですから、
リアルよりリアルにするために、誇張表現が必要であるなあと。

そのために、感情を大きくするのではなく、
心にアンプを持てば良いのではないのかと。
感情とは別に、増幅装置を持てば、怖いものが無いのではないかと。

そうなれば、JAROに怒られそうな、嘘偽り大げさが楽になるのではないか。
いや嘘偽りはダメか。大げさが楽になるのではないかと。
そんなことを考えたのです。

そして明日の朝には、なんでこんなブログ書いたのだろうと後悔するのです。
おやすみなさい。

あ、地図から消されたウサギ島
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=55671
どうぞよろしくお願いします。