こんな母親でも一人息子はしっかりと、ビックリするぐらい理路整然とした価値観と論理的思考の持ち主に育ちました。
オカンの言うことに決して否定せず、己の意見をきちんと言う真面目な青年です。反面教師か(笑)
色々な場所に付いて来てくれて、相談にのってくれてかなり楽しいし助かってる。
私も結婚している時は、良き母親であったかなと自分なりに自画自賛しているところはある。PTAやママ友のコミュニティは大切にしていたし、子供を優先して生きていた。
ただ、今の私とは少し違うけど…。
今の私が本来の私であり、少し無理していた時代であったかもしれない。あの子の為に自分を押し殺していたわけではなく、旦那との性格の不一致が元凶でドンドンずれていったのだろうな、と今となってはそう思う。
先日の息子の誕生日に18歳を迎えた彼に長文ラインを送った。
私の人生に彼がいてくれて幸せだったし、今のこのろくでもない母親と一緒過ごしてくれる事に感謝しかない。
マザコンなのかな?と思う事はあるけど、YESマンの彼は多分オカンが心配な一人息子だ。
阿婆擦れオカンはぴちぴちボディコンスーツの背中肉を押してファスナーを息子にあげてもらい、ファスナーをあげながら「頑張れ!」という息子にただただ恥ずかしいやらおもろいやら。
冷蔵庫にコンビニの息子の食べないチーズケーキがあって旦那が食べるんかな?と思ったりして、でも私が好きなのを置いてるのかしら…消費期限も今日はまでやし、とついつい食べてしまう。
今更ながらまぁまぁいい旦那さんだったな。
なぜあんなに嫌いになったのか…不思議と今はなにも感じない。あんなにイライラしてた洗濯物の靴下の裏返しも気にならない。
私にとって、今がベストな関係性である。
息子には間に入ってしんどい思いをさせてると思うけど。
こんなトリッキーなオカンでごめんよ。
もう少しオカンでいさせて。
このブログを始めた頃を薄い目で思い出すわ(笑)