私は上京してすぐ変な男にひっかかり…今までずっと変な男祭りである。

それも自分が変な女だからと仕方ないと気づいてはいるけども。


20代の女盛りをクソみたいな半グレヒモ男に費やしたわたしの人生。

借金背負わされて風俗で働いて…まさにVシネマのような世界で生きてきた。

誰にも言えない暗黒の時代。

でも、だからこそ今の私がいる。


この話を初めて酔っ払ってスナックのママにした。

涙が止まらなくなって、帰り道にワンワン泣いて帰った。

水商売をしていた時もまだ私は若くて彼の言いなりで今よりも浴びるほど酒を飲んでいた。

お客さんでそっち系の人が来ても怖くもないしなんやったらイケイケの気性が出てしまう。

ただ、この年であまりよろしくはないな、と思うなどした今日この頃。


結婚してやっと幸せになったと思った17年。

結局まともな主婦に収まることは出来ず。


また私は古巣に戻る。

またまたむかしを思い出す。

そしてお金を稼ぐ術を思い出す。

男は私を必要としている。

私はお金が必要だ。

このために彼氏と別れたのだろうかと思うくらいに物事が流れてる。


さて、次の章を待て。