EAR834のクローン電源分離型フォノイコライザーの部品変更(3)続編(3)ヒーター回路 | kasatakakt66

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ムラサキシキブ

                                     

CRフィルター回路のヒーター直流点火から3端子レギュレータを使った直流点火にしてみました。

 

5Wの酸金抵抗2本と3本並ぶ電解コンデンサーを1個取れば基板に

修正を加えること無く変更できることに気が付きました。

 

 

この電源トランスのタップはAC6.3Vですのでブリッジダイオードでの直流電圧は最低1.4V以上ないと3端子レギュレータは上手く動作しません。そんな時には、低損失3端子レギュレータを使います。

 

 

これを使えば出力電圧6.3Vに対して入力電圧は0.2V以上あれば動作します。

 

宙ぶらりんの配線ですが試験的にこれで良しとします。

 

電源を入れてみます!あれ・・・・・・・・・・・・6.3Vが出ません。

血圧上昇!あれ・・・・・・・・・・・・落ち着いて確認します。

ポカをやってしまいました。

 

 

端子番号が勘違いしていました。2番は運よく真ん中のGNDだ!と勘違い!実は2番ピンは出力で3番がGNDでした。

修正して正常に電圧が出てきました。

3端子レギュレータの入力が7.2Vで出力のヒーター電圧が6.3Vでした。入出力差電圧が0.9Vですので電圧配分もばっちりです。

 

出てきた音は、CRフィルター回路のヒーター回路のほうが温かみのあるような音がしていました。3端子レギュレータ使用のヒーター回路はキリっとした音に!これは好みの選択になりそうです。しばらく聴き込んでみます。

気に入るようでしたら、宙ぶらりんのヒートシンクを固定しようと思いますん。