EAR834のクローン電源分離型フォノイコライザーの部品変更 (2) | kasatakakt66

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 菖 蒲 園

                                     

前回の部品変更では、気になる弦の硬質感が解消されず、2回目の変更をしてみました。

先ずは前回の懸案だった電解コンデンサーにフィルムコンを追加するこにしました。

またついでに追加した箇所は、各真空管ヒーターに取り付けました。

 

 

次に電解コンデンサーに追加

 

 

赤い丸が部品変更箇所で、NFB(負帰還)回路は、禁断の値まで変更してしまいました。

青丸箇所が電解コンデンサーにフィルムコンデンサーを追加した箇所

 

 

カソードフォロア最終段出力にPARC Audio 製に変更しました。

真ん中の矢印が270P+33P=303P

左の矢印が680K+110k=790KΩに変更

 

第一段目のカップリングコンデンサーは、画像検索してメーカー名が判明したものです。オーディオ用と書いてあります!

手持ちに未使用品がありましたので使ってみる事にしました。

 

 

左はしの矢印はバイパスコンデンサーに最終段出力コンデンサーの交換で余ったコンデンサーを電解コンデンサーに抱かせました。

 

聴いてみないことにはわかりませんが、TINA-TIシミュレーターで

RIAA偏差を求めてみました。

 

 

 

変更前と部品変更後のRIAA偏差です。 これでどの様に良い方向に変化してくれるやら、悪くなってしまうのか?

しばらく聴き込んだ後で感想を書いてみたいと思います。

 

つづく